郷土料理「「いでぼしのいとこ煮」

皆さんは、「いでぼし」という言葉を聞いたことがあると思います。サツマイモをゆでて、干すことによって、長期に保存できるようにしたものです。徳島では「ゆでて干す」の「ゆでぼし」がなまって「いでぼし」になったと言われています。昔は冬になると、軒の下に、この「いでぼし」ぶら下がっている風景をよく見ました。「いでぼし」を作っている家もたくさんあったように思います。
 今は、スーパーなど食料品を売っています。皆さんの中には、この「いでぼし」を買って食べた人もいることと思います。
 「いとこ煮」というのは 煮えにくいものから、順に入れて煮ることを言います。「追い追い煮る」ことから「追い追い」を「甥々」と掛けて、「いとこ煮」という言葉が生まれたそうです。
 今回写真に写っているのは「いでぼし」と「小豆」のいとこ煮です。甘くておいしい「いでぼしのいとこ煮」を食べると体も心も温まります。

    






参照資料「徳島県の郷土料理指導資料&実践報告書」