極端な食料不足でひもじい思いをしている東京都内の小学校の子どもたちに1947年(昭和22年)のこの日に、ララ(アジア救済連盟)物資による給食が始まりました。ただし、副食のみで主食は各自持参しなければなりませんでした。
ある学校のメニューはマカロニと缶詰のサケを脱脂粉乳で煮たスープでした。主食のご飯を持ってくることができない子どもも多かったそうです。
翌年の4月には6大都市の保育所300カ所でララ物資による給食が開始されました。
ララ物資とはアジアの生活困窮者に送られる物資のことで、アメリカ国内の社会事業・宗教・労働団体など13団体で組織されていました。
参考資料「食の366日話題事典」