「すばらしい日本食の秘密」 その4

 私たちの主食のお米について調べてみました。
  私たちのご飯はふつう白米を炊いて食べています。ところが,最近の健康ブームで昔のように玄米を食べる人が増えてきました。そこで,玄米,白米の特徴を調べてみることにしました。

「栄養たっぷりの玄米」と「おいしい白米」
 玄米は,胚芽や外皮(ぬか)がついたままなので,独特の臭いがあります。この胚芽や外皮にはビタミンや食物繊維,カルシウムがたっぷり含まれています。
 白米は,胚芽や外皮(ぬか)が取り除かれているので,おいしく,玄米より消化が良いのが特徴です。


 次に世界の米について調べてみました。
 「ジャポニカ米」と「インディカ米」
 ジャポニカ米は,日本や中国,オーストラリアなどが産地です。粒が短く,炊くと粘りけが出てくるのが特徴です。生産量は世界全体の約15%ぐらいです。
 インディカ米は,タイヤインド,アメリカなどが産地です。粒が長く,炊くとパサパサしています。世界の米の生産量の約80%を占めています。
  米はアジアを中心に年間約6億トン生産されています。「ジャポニカ米」と「インディカ米」で約95%占め,残り約5%は「ジャバニカ米」です

 世界全体では,「ジャポニカ米」より「インディカ米」が好まれています。インディカ米は,チャーハンやピラフによく使われ,パラッとした仕上がりになります。

                                                    参考資料「日本食の大研究」