小さな村で生まれたカマンベールチーズ

 皆さんは、チーズが好きですか。スーパーなどに行くと、いろいろなチーズ売られています。その中にカマンベールチーズを見かけたことがあると思います。今日は、そのカマンベールチーズのお話です。
 ナポレオンが,フランスの北、ノルマンディー地方のカマンベール村に行ったときのことです。デザートに出たチーズが、とてもおいしかったので、「これはだれが作ったのか。その人を呼びなさい」と言いました。
 チーズを作ったマダム・アレールが呼び出されました。
ナポレオンは,彼女に
「このチーズは,口に入れるととろけ、実にうまい。このチーズには,村の名前をつけて、カマンベールチーズと呼んだらいいだろう」
と言いました。
 それから、この村のチーズのように柔らかいチーズを「カマンベールチーズ」と呼ぶようになりました。
                                                     資料「たべものの名前のひみつ」