ショウガの力

  最近注目されているのが「ショウガ」です。ショウガの研究の第一人者の石原新菜先生(イシハラクリニック副院長)のお話を紹介します。
 現代人の体は冷えています。かつては標準体温が36.5 C゜~37.2 C゜ありましたが,今や35 C゜台は当たり前で,34 C゜台の人もいます。体温が低くなると,血液はどろどろになり、太りやすくなります。また,頭痛や便秘,下痢,アレルギー性疾患,自己免疫性疾患などの病気にかかりやすくなります。
 そこで体温を上げ,健康を取り戻す救世主として登場してきたのが「ショウガ」です。ショウガには「ジンゲロール」と「ショウガオール」という成分が含まれています。
「ジンゲロール」の効能は,頭痛や吐き気を抑え,血流を促進し体を温めます。
 殺菌作用や胆汁の分泌を促進したり、免疫力を高めたり,抗がん効果も確かめられています。
「ショウガオール」の効能は,体を発熱させて体温を上昇させます。ジンゲロールの体を温める効果は血行促進によるものですが,ショウガオールは体内の脂肪や糖質の燃焼を促進させて体温を上げます。つまり,ダイエット効果が期待されます。また,血液をさらさらにして血行をよくします。免疫力を高め,コレステロールを下げ,消化吸収力を高めます。抗酸化作用や解毒作用もあります。                 
   このように,ショウガはすばらしい力を持っています。
 生のショウガは大半が「ジンゲロール」です。それに対して蒸しショウガは「ショウガオール」の割合が生のショウガの10倍も入っています。
 生のショウガに熱を加えることによって,「ジンゲロール」が「ショウガオール」に変化します。
 「蒸しショウガの作り方」を次回お届けします。
                                            参考資料「致知」