1787年のこの日に,江戸で米屋、酒屋などが打ち壊されました。天明の大飢饉による米不足のため,買い占めが行われました。米価は前年の5倍に高騰しました。5月20日の夜から米屋、酒屋などの打ち壊しが始まり,25日まで続き、その数は江戸市中で980店あまりに達したと言われています。
この天明の大飢饉は全国的に広がっていましたが,特に東北地方が厳しく、津軽藩では8万人の死亡者があり、その数は総人口の3分の1にのぼったと言われています。
参考資料「食の366日話題事典」