小満(しょうまん)

   日ごとに夏が近づき、気温も上がってくる季節です。大切な作物の麦が実りはじめるので、ほっとひと安心という気持ちから「小さな満足」という意味で「小満」と名付けられました。また、生き物が活発に動き始めるので、「小」さな虫や小動物の命も力が「満」ちると言う意味でも、小満と言えるのではないでしょうか。すべての生き物がいきいきと活動し、命がみなぎるときです。
                                                               参考資料「日本の二十四節季・七十二候」