1899年(明治32年)のこの日,私鉄山陽鉄道(現在の山陽線)の急行列車,京都~三田尻(山口)間に日本で初めて食堂車を連結し,洋食を車内で調理し販売しました。列車は揺れましたが,珍しさもあって,好評でした。値段は洋食1等70銭(現在の値段で7000円ぐらい)2等50銭(5000円ぐらい)3等35銭(3500円ぐらい)だったそうです。一般市民としては高価なものでした。東海道線の急行に食堂車が登場したのは,2年後の1901年(明治34年)12月1日でした。
参考資料「食の366日話題事典」