「納豆」(その1)

  健康によいとされて今は日本中で食べられている納豆のお話です。
 つい最近までは関東・東北・北海道・九州ではたくさん食べられていましたが、関西や四国ではあまり好まれていない食品でした。
   納豆は正式には「糸引納豆」という、蒸し煮した大豆に納豆菌を作用してできた発酵食品です。納豆は,754年に唐から鑑真和上が渡来した時に、その製法を日本の僧侶に伝えたとされています。「僧房の納所(なっしょ:台所)で作られた豆」から納豆という名前がついたそうです。
                                                                     参考資料「食育歳時記」