スイカの原産地は,南アフリカのカラハリ砂漠といわれています。4000年前にエジプトで栽培されていました。その当時は、種子を食用にしていたそうです。ギリシャやローマからヨーロッパへ伝わりました。また,中近東,インド,中国にも伝わりました。特に,中近東や中央アジアなどの砂漠地帯では水分の供給源として大切にされました。
江戸時代の初めころに日本に入ってきたと言われています。明治になって,欧米や中国からいろいろな品種が伝わり,大正から昭和の初期にかけて,品種改良が進みました。
参考資料「食育歳時記」