「バナナの話」その1

 バナナはバナナベルトと呼ばれる赤道をはさんで北緯30度から南緯30度の間の熱帯・亜熱帯で栽培されているバショウ科の果実です。
 日本はフィリピンから約80%,その他にエクアドルや台湾から輸入しています。日本では生で食べるのがほとんどですが,種類によっては煮たり焼いたりして調理するものもあります。
 バナナは紀元前5千年~1万年ごろ偶然できた種のないバナナの苗を,人間が栽培化したのが現在のバナナの始まりと言われています。マレー半島とフィリピンが原産といわれ,インドからアフリカへ,やがて中東,南アメリカへと長い時間をかけて広がっていきました。
                                                                                     参考資料「食育歳時記」