1901年(明治34年)に平出鏗浩二郎(ひらでこうじろう)は『東京風俗志』の中で次のようなことが書かれています。
果物のことを東京に人は,総称して水菓子といいます。桃・栗・梨・柿・林檎・琵琶・葡萄から苺の類まで数多くあります。栗の産地は目黒、梨の産地は大森です。また,甘蕉(バナナ),龍眼肉(パイナップル)などは輸入されて,水菓子屋の店頭に並んでいます。
参考資料「食の366日話題」