1877年(明治10年)のこの日から8月31日まで,国内産業の振興に資するため,第1回内国勧業博覧会が上野公園で開催されました。会場は本館,美術館,農業館,園芸館,機械館,動物館の6区に分かれていました。表門には大時計を掲げて来場者を驚かせました。
農業部門には,6種類の穀物の栄養分析したものが出品され,食品の栄養分析の始まりだと言われています。また,バターやチーズ,練乳などが新製品が次と紹介され,大いに効果を上げることができました。
また,会場中央には人工に池に日本初の西洋式の噴水がつくられたので,これを記念した8月21日は「噴水の日」でもあります。
参考資料「食の366日話題事典」