977年(昭和52年)のこの日に患者側が全面勝訴しました。1968年(昭和43年)に起こったカネミ油事件とは、猛毒のPCBが米ぬか油に混入したため、それを使った人に独特の吹き出物や肝臓病、頭痛、しびれなど全身に症状が出ました。PCBは母親から胎児に入り、黒い赤ちゃんが生まれたと言われました。社会的に大きな問題となりました。
参考資料「食の366日話題事典」