1804年(ナポレオンの時代)にフランスで長期保存ができる瓶詰めが発明されました。1810年にはイギリスで日本からの茶筒にヒントを得た金属容器による缶詰が発明されました。
初めは殺菌方法が難しく,缶が破裂する事故も起こりました。次第に改良され,軍事用の携行食品として使われました。
初期の缶詰は缶切りが発明されていなかったので,缶をつぶしたり,叩いたりして開けていました。そのため缶詰にできる食品は液体のものは入れることができませんでした。1870年にアメリカで缶切りが発明されてからは缶詰に液体の物も入れることができるようになりました。
日本では明治時代になって缶詰の製造の研究が始まりました。
参考資料「食育歳時記」