1901年(明治34年)のこの日、人工甘味料のサッカリンの使用を禁止しました。当時,砂糖の500倍の甘さをもつサッカリンについては副作用として消化器官障害が起こる可能性があると言われていました。この食品衛生上の問題よりも,むしろ価格が安く,サッカリンの輸入が急増し,砂糖の課された砂糖消費税の収入が減りました。そのため,税収が減り,経済問題が起こっていたため,サッカリンの使用を禁止したようです。
参考資料「食の366日話題事典」