10月31日は「ぜんざいの日」

   日本ぜんざい学会では、出雲観光協会と連携して2007年(平成19年)に10月31日を「ぜんざいの日」に制定しました。
 ぜんざいは、出雲地方の「神在餅(じんざいもち)」に関係しています。出雲地方では,旧暦の10月に全国から神々が集まり、このときに出雲では「神在祭(かみありさい)」と呼ばれる神事が執り行われます。
 このお祭りの時に振る舞われるのが「神在餅(じんざいもち)」です。その「じんざい」が出雲弁でなまって「ずんざい」となり、さらに「ぜんざい」となって、京都に伝わったそうです。
 「ぜんざい」発祥の地は出雲であることが、むかしの書物にも書かれています。神在月(かみありつき)の10月の中でも31日になったのはどうしてでしょうか。10月31日を「1031」と書いてみるとよく分かります。「1000(せん)31(ざい)」と読めます。つまり、語呂合わせから31日と決まりました。