給食は生徒指導の大切な場 その2

   前回の続きです。給食の時間が乱れてくると・・・。どうなるか具体的な事例をあげてみましょう。
 6年生のあるクラスです。H君たちは、給食の準備を「使いぱしり」のC君にやらせています。騒然とした中で、ようやく日直が「いただきまーす」と言いますが、とっくに食べ始めているH君たちはカレーのおかわりをしようとしています。山盛りにして、得意げに席に戻ります。
 そして、遊び場を確保しようとして、ごちそうさまの合図の前にすでにH君たちは、運動場へ飛び出して行きます。後片付けは、担任の教師と2~3人の子どもたちでやっています。
 これでは、給食は「食べ物を胃袋に満たす時間」以外の何ものでもありません。
 このクラスと対照的なクラスの給食の様子を次回紹介します。
                                                                                                                                    「学校を元気にする50のルール」