青森県のトキワ養鶏場の卵は、なんと1個100円もします。普通の卵の値段の5倍もするんです。「そんな卵だれが買うの?」と皆さんは思われるでしょう。ところが、その卵が飛ぶように売れるのです。
卵の名前は「こめたま」と言います。この名前から想像がついた人もいると思います。ニワトリのえさにお米を与えているんです。普通は、えさとしてカロリーの高い飼料用コーン(アメリカなどの外国産)を与えているそうです。当然、脂っぽくなります。それに対してお米(飼料用)をえさとして与えると卵の味はあっさりして「和食みたいな味」がするそうです。
それに、体にいいと言われているオレイン酸やリノレン酸の含有量がこの「こめたま」には多いそうです。ニワトリの世界も和食がいいのでしょうか。一度食べてみたいと思いませんか。
それに、ニワトリのえさにどんどんお米(飼料用)が使われるようになれば、お米の消費量が上がり、農家の人も喜んでくれるのではないでしょうか。当然自給率も上がってきます。
参考資料「みやざき中央新聞」