納豆菌は、胃酸で死なずに、なぜ腸まで届くのでしょうか。
納豆菌の大きさは3ミクロン(1000分の3ミリ)ぐらいの大きさです。納豆菌は空気とエサになる植物性タンパク質があり、10度から65度ぐらいの間の温度で活動するそうです。では、その条件がそろわなければ,死んでしまうのでしょうか。
納豆菌は,悪い条件になると,胞子の状態になって生き残るらしいのです。100度やマイナス20度の状態でも生きることができるそうです。すごい生命力です。もちろん、胃酸のすごい酸の中でも,胞子の形になって生き延びます。そして、腸に達したとき、納豆菌は活動を開始します。あっという間に納豆菌は繁殖して、各種酵素やビタミン類を作り出します。また、腸内にいる善玉乳酸菌が増える手助けもします。
納豆のパワーはすごいですね。
参考資料「納豆はただものではない」