ぶりは旧暦の師走の時が一番おいしいと言われています。そこで、12月の「ぶ(2)り(0)」の語呂合わせから,20日が「ぶりの日」になったそうです。
ぶりは、成長にともなって、呼び名が変わることから日本ではタイと並んで、「祝儀魚」「出世魚」と呼ばれています。関西では、「ツバス」→「ハマチ」→「メジロ」→「ブリ」と変わっていきます。ただ、養殖のものは,大きくなっても「ハマチ」と呼んでいます。
旬が冬なので、今が一番おいしいときです。ブリには,タンパク質やIPA、DHAなどの脂質の他、鉄、ビタミンD、コラーゲン、タウリンなど含まれていて、栄養たっぷりの食材です。刺身や照り焼き、塩焼きなどにして食べます。アラもおいしく、栄養があるので、ブリ大根やブリ汁などにして、よく食べます。
参考資料「食育歳時記」