お正月

 お正月は、五穀の神様である「歳神様」をお迎えし、新年の数日間を一緒に過ごし、歳神様から新しい魂の力をもらい、その年の豊作を祝う行事でした。歳神様は、門松を目印にやってくると思われていたので、昔は、各家の門口に門松を立てていました。今は門松を立てる家は少なくなりましたが、私の小さい頃、あっちこっちに門松が立てられていたのを思い出します。
 3日までを「三が日」、7日までを「松の内」と言って、めでたい期間とされています。
 お正月が終わると門松を燃やして歳神様を送ります。この祭りを「どんと焼き」と言って、日本各地で行われています。ニュースでもその様子が報じられていますね。この火で焼いたもちを食べると病気にならないと言われています。
                                        参考資料「食育歳時記」