1月16日は「禁酒の日」

 1920年(大正9年)の今日,アメリカで禁酒法が実施されました。
 清教徒(ピューリタン)の影響が強かったがアメリカではアルコールに対する強い批判がありました。そのため,禁酒法を実施する州が増えていきました。そして,その波が,アメリカ全土に広がっていきました。
 禁酒法によって,飲料用のアルコールの製造・販売が禁止されましたが,密造酒が作られるようになり,健康被害が出てきました。また,アルカポネなどのギャングが密売を始めるなど,いろいろと問題が出てきて,この禁酒法は1933年(昭和8年)2月に廃止されました。
  1月16日は「藪入り(やぶいり)の日」でもあります。この言葉はあまり使われなくなりましたが,昔は商店の奉公人や嫁入りした娘が,休みをもらって親元に帰ることができた日です。この日と7月16日の2日間だけ実家に帰ることが許されました。厳しい時代が昔はあったんですね。その点,今はいい時代になりました。