「雨水」

   雨水とは,昔から農作業を始める合図になる日です(2月19日~3月4日ごろ)。寒い冬に降り積もった雪がとけ出すころで、その水が冬の寒さで固くなった土を柔らかくして、草木が芽を出すようになります。
「土脈潤い起こる」(どみゃく うるい おこる)
  春の雨が大地を潤いし始めるという意味です。雪ではなく、しっとりとした雨が降り始め、大地がうるおいと湿り気をもち、命が目覚める季節です。土脈とは,人間の脈のように,土がどくどくと息づくという意味で使われています。
                              参考資料「日本の二十四節気・七十二候」