「雷及ち声を発す(かみなり すなわち こえをはっす)」

  遠くで雷の音がするという意味です。桜の花が咲いた後は、よく雨が降ります。雨と共に春には、雷がよく鳴ります。この雷のことを「春雷」と言います。雷は落ちると大変怖いですが、昔の人は雷が作物を実らせる恵みの雨を運んでくると信じていました。それで、この時期に雷が鳴ると喜んだそうです。
                               考資料「日本の二十四節季・七十二候」