「平成30年度を迎えて」

あいさつ

                       公益財団法人徳島県学校給食会
                         理事長     多 田 耕 造

 平成30年度がスタートしました。皆さんの温かいご支援やご協力によって,本会も公益財団法人として3年目を迎えようとしています。
  本会は,「学校給食用物資の安定供給」「学校給食物資の安全・衛生管理」そして「食育」に力を入れて取り組んでいます。
  昨年度は、共同調理場・学校給食センターの訪問をはじめ、栄養教諭や学校栄耀職員がおる単独調理場にもお伺いして、県内の栄養教諭・学校栄養職員の先生、一人一人とお話をすることができました。ありがとうございました。

 また,教材の開発も積極的に行っています。よく学校給食の食材に使われている「メルルーサ」「ホキ」「サワラ」の実物大の大きさの掲示用資料、16種類の郷土料理のフードモデル、手洗いチェッカー、改良型「はてなボックス」等を作成しました。また、給食集会に活用できる着ぐるみもとりそろえています。種類は「サル」「ウシ」「ウサギ」「ダイコン」「ニンジン」「ナス」「バナナ」です。どんどん貸し出しをしております。

 「新食品の開発」も進めています。ひとつは「ソフトめん」です。国産小麦と県産小麦,そして鳴門の塩だけを使い,添加物は一切使っていない「徳島県産や国産の食材を生かしたソフトめん」を開発しました。「ソフトめん」は,現在、多くの学校給食センターや共同調理場,学校等で採用していただいていります。
  もうひとつは,徳島特産の鳴門金時(サツマイモ)が入った「鳴門金時パン」です。鳴門金時のほどよい甘みがパン全体に広がり、子どもたちが喜んで食べてくれています。給食に採用してくれ回数が増えたきた人気のパンです。また、鳴門のわかめを使った「わかめパン」の開発にも現在取り組んでいます。
  安全・安心でおいしく,地元徳島の食材を使った食品を今後も開発し,提供していきたいと考えています。
  子どもの健康と成長そして笑顔を願って、皆さんのご意見をいただきながら,共に歩んでいきたいと思います。このホームページを通して,本会の活動をはじめ,いろいろな情報をお伝えしたいと思っています。
よろしくお願いいたします。