4月17日は「徳川家康が天ぷらを食べて亡くなった日」

 徳川家康は1616年のこの日に、鯛の天ぷらを食べて亡くなったと言われています。73歳でしたが,当時としては長生きでした。そのころ,京都ではごま油で揚げた鯛の天ぷらがはやっていました。この天ぷらを食べて病気になり亡くなったと言われていますが,胃がんで亡くなったという説もあります。
 家康の食生活は,質素で味噌が大好物だったそうです。また,麦飯やヤマモモの実などの果物もよく食べたそうです。また,干魚や鷹狩りで捕らえた野鳥なども食べていたそうです。タンパク質やビタミンなどバランスのよい食事をしていたので,長生きができたのではないかと言われています。
 4月17日は「なすび記念日」でもあります。4(よ)1(い)7(な)で「よいなす」の語呂合わせです。なすびが大好物だった徳川家康の命日とも関係していますね。 
                                                                      参考資料「食の366日話題事典」