1888年(明治21年)のこの日に東京下谷区西黒門町(現在の台東区上野1丁目)に日本で初めての本格的なコーヒー専門店「可否茶館」が開店しました。この店には,コーヒーが飲めるだけでなく,トランプや将棋,ビリヤードもすることができました。また,外国図書や新聞を読むことができる読書室もあったそうです。
コーヒー代は1杯1銭5厘,牛乳入りは2銭,お菓子付きは3銭だったそうです。物好きなお客さんが時々来るぐらいで,赤字続きで,わずか4年目に倒産してしまいました。
参考資料「食の366日話題事典」