4月20日は「東洋のビール王,馬越恭平が亡くなった日」

  馬越恭平は,1891年(明治24年)経営不振であった日本麦酒の立て直しに取り組み,見事に再建に成功しました。当時は、各麦酒会社は販路拡大のために激しい競争をし,共倒れの状態でした。そこで,馬越恭平は,この事態を回避するため,1906年(明治39年)に日本麦酒と札幌麦酒(現在のサッポロビール)、大阪麦酒(現在のアサヒビール)が合併して大日本麦酒株式会社を誕生させました。そこの社長になり,亡くなるまで27年間社長職を務めました。その馬越恭平が亡くなったのが4月20日でした。
                                                                        参考資料「食の366日話題事典」