「山背(やませ)」

   三陸地方では、夏の湿った東北の風が吹きます。これを「山背(やませ)」と呼びます。この山背の冷たい風が吹くと、イネが育たず、東北地方は凶作になります。人間にとっては、暑い夏は、うんざりしますがが、食物にとっては、大きく育つ貴重な暑さです。
                                                           参考資料「日本の二十四節気・七十二候」