「寒露(かんろ)」 

 寒い露と書いて,寒露(かんろ)と読みます。この字の通り,明け方にできる草の露なども,少しずつその冷たさを増す季節です。つまり,朝晩の冷え込みがますます強くなり、秋から一気に冬へと向かう時期になったということです。この寒露のころに感じるのは寒さを,寒露の字を逆さまにして露寒(つゆさむ)と言います。また,この時期に特に冷え込むと、露が凍って霜が混じるようなときがあります。これを露霜(つゆじも)と言います。 
                                                          参考資料「日本の二十四節気・七十二候」