12月3日は「みかんの日」「妻の日」

   11月3日と12月3日は「みかんの日」です。みかんがおいしい季節になってきました。ふつう、みかんと言えば「温州みかん」のことを言います。鹿児島県長島東町というところで、約300年前の「温州みかん」の古木が見つかっています。ここが原産地かもしれません。
 「温州みかん」がよく作られるようになってきたのは、明治時代以降だそうです。それ以前は、小みかん類の「紀州みかん」が主流だったようです。江戸時代に、みかんを江戸に運んで大儲けした紀伊國屋文左衛門の話は有名ですが、そのときに運んだみかんは、もちろん「紀州みかん」です。
 日本の「温州みかん」がカナダに輸出されるときについた名前が「クリスマスオレンジ」だそうです。みなさん、すてきなネーミングだと思いませんか。

 もう一つ大切な記念日があります。12月3日は「妻の日」です。この記念日は1995年(平成7年)に産声をあげました。設定された理由は「年の最後の月に、1年間の労をねぎらい、妻に感謝する日」です。最後の月の12月に、感謝の意味を表すサンクスの3日で、12月3日になったそうです。
 家族が安心して生活できるように、食事や洗濯、掃除など目立たないけれど、大切な仕事をしてくれている妻に感謝する1日です。今日は妻が主役の1日です。どんな方法で感謝の気持ちあらわしますか?
 ところで、「夫の日」を探しましたが、ありませんでした。