12月19日は「フランスのリンゴを1個100円で売った日」

 1997年(平成9年)の今日、スーパー・ダイエーが、日本で初めて、フランスのリンゴ(ゴールデンデリシャス)を1個100円で売り出しました。フランスのリンゴ生産量は、中国、アメリカに次いで世界第3位です。輸出量は、世界第1位だそうです。
 ゴールデンデリシャスについて調べてみました。アメリカのウエストバージニア州のムリンス氏によって、1890年(明治23年)に発見されました。きれいな黄色い色をしていますが、雨の多い日本では、2度の袋かけをしないと「さび」と言って、茶色いボツボツができてしまいます。そのため、日本の栽培量はあまり多くありません。
 ヨーロッパなど雨の少ない地域では、袋をかけなくても、きれいな黄色の果実ができるそうです。それで、ゴールデンデリシャスはヨーロッパでたくさん栽培されているんですね。
                       参考資料「食の366日話題事典」