12月28日は「鶏(にわとり)の日」

   毎月28日は「鶏(にわとり)の日」です。  鶏はキジ科の鳥で中国原産です。野鶏の内、赤色野鶏が現代の鶏の祖先と言われています。その後、改良が重ねられ、種として確立したのは4000年ほど前と言われています。その後、世界に広がり、日本にも縄文時代ごろに渡来していたようです。
 日本では聖武天皇以来、公的には菜食主義であったため、鶏はあくまでも愛玩用・目覚まし時計代わり用として飼われていました。「にわとり」という言い方も「庭で飼っている鳥」という意味からきているようです。
  安土桃山時代から江戸時代初期にかけて、外国の文化が入ってきました。卵を食べる習慣が芽生え、多数の外国の鶏が入ってきました。このころ、卵焼きなどの料理も生まれました。
 明治時代になると牛鍋の流行と共に、鶏鍋も登場しました。鶏肉や鶏ガラでダシをとる水炊きが生まれ、全国に広がりました。