皆さんも知っているように年末最後の日を大晦日(おおみそか)と言いますね。それで,お正月の最後の日,1月31日は「晦日正月(みそかしょうがつ)」又は「晦日節(みそかぜち)」と呼ばれています。
お正月の最後の日にお餅をついて,神様にお供えして,松の内に年始回りに行けなかった親戚を訪問する地方もあるようです。また,ある地方では,おそばを食べるところもあります。昔の日本人は,季節季節に合った行事を生活の中に見つけ出し,生活を楽しんでいたように思います。忙しい日々を送っている現代人は,日本ならではの季節感あふれる行事を行うゆとりがなくなってきたのでしょうか。
参考資料「食の366日話題事典」