理事長あいさつ

2017年

4月

01日

「平成29年度を迎えて」

                       公益財団法人徳島県学校給食会
                         理事長     多 田 耕 造

 平成29年度がスタートしました。皆さんの温かいご支援やご協力によって,本会も公益財団法人として5年目を迎えようとしています。ありがとうございます。

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理事長からのおすすめ情報

2017年

8月

24日

「綿柎開く(わたのはなしべ ひらく)」  

 「柎」とは,花のガクのことです。綿をつつむ花のガクが開くという意味です。7月から9月にかけて咲く黄色い花は,2か月くらいたつと,白い綿毛が花から飛び出てきます。これを紡ぐと木綿の糸になるのです。
                                                          参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

24日

8月24日は「森永乳業の粉ミルクからヒ素が見つかった日」

 1955年(昭和30年),岡山県で乳児4名が死亡し,森永の粉ミルクからヒ素が発見された日です。製造工場は森永乳業徳島工場でした。各地で患者が増え続け,死者113名,患者が1万人を超すまでになりました。9月15日には、森永乳業徳島工場は3か月の営業停止となりました。1972年(昭和47年)8月に、森永乳業は責任を17年目に認め,救済保障を行うと発表しました。
                                                                    参考資料「食の366日話題事典」

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2017年

8月

23日

「処暑(しょしょ)」

  処暑の「処」は,「止まる」という意味を持ちます。暑さが止まるのが,この処暑の時期です。同時に農作物の収穫も始まる忙しい時期です。一方では,台風も多くなるで,注意が必要です。夏から秋へと切り替えが始まります。
                                                          参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

23日

8月23日は「アサヒビールがミネラルウオーターを発売した日」

  1983年(昭和58年)に家庭の飲み水用として販売されました。1880年(明治13年)にイギリスのクリフォード・ウイルキンソンが西宮市塩瀬町で発見した六甲山系の天然のわき水を原料としたものです。アサヒビールが1983年1月に「ウイルキンソンタンサン」の商標権を取得しました。これまでミネラルウオーターはバーやホテル,レストランなどで用いられていました。飲み水の水質が悪化してきたので,ウイルキンソンはおいしい水の量産を思いつき,外国人用ホテルや神戸港の外国人用の飲料水として販売していました。
 これをアサヒビールが日本人にもこのミネラルウオーターの販売を始めたのでした。日本におけるミネラルウオーターの始まりだとされています。
                                                                         参考資料「食の366日話題事典」

2017年

8月

22日

8月22日は「チンチン電車の日」

 1903年(明治36年)のこの日に,東京電車鉄道の路面電車が新橋~品川で営業を開始しました。東京で初めての路面電車(チンチン電車)が走ったのです。
 日本で初めて路面電車が走ったのは1890年(明治23年)5月4日に上野公園で開催されていた内国勧業博覧会の会場でした。日本で最初に一般の道路を走ったのは1895年(明治28年)2月1日に開通した小路東洞院~伏見京橋の京都電気鉄道でした。

2017年

8月

21日

8月21日は「第1回内国勧業博覧会が上野公園で開催された日」

 1877年(明治10年)のこの日から8月31日まで,国内産業の振興に資するため,第1回内国勧業博覧会が上野公園で開催されました。会場は本館,美術館,農業館,園芸館,機械館,動物館の6区に分かれていました。表門には大時計を掲げて来場者を驚かせました。
 農業部門には,6種類の穀物の栄養分析したものが出品され,食品の栄養分析の始まりだと言われています。また,バターやチーズ,練乳などが新製品が次と紹介され,大いに効果を上げることができました。
 また,会場中央には人工に池に日本初の西洋式の噴水がつくられたので,これを記念した8月21日は「噴水の日」でもあります。
                                                                       参考資料「食の366日話題事典」

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2017年

8月

20日

8月20日は「ワインの日」

 6月だけでなく,毎月20日は「ワインの日」です。フランス語のワイン=vin(ヴァン)と20=vingt(ヴァン)をかけて,1994年(平成6年)日本ソムリエ協会が制定しました。
  フランス語でワインはvin(ヴァン)です。その起源は,ラテン語のvinum(ヴィヌム)です。ブドウの木のことをvitis(ヴィティス)言います。つまり,ブドウからできたお酒という意味になります。
 イタリア・スペイン語ではvino(ヴィーノ),ポルトガル語ではwihno(ヴィーニョ)
,ドイツ語ではwein(ヴァイン),英語ではwine(ワイン)と言われています。
 本場フランスでは,ワインの日はあるのでしょうか。答えはありません。きっとフランスでは毎日がワインの日なのかも。

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2017年

8月

19日

「樹雨(ささめ)」(自然のようす)

 霧が出始めるこの時期,深い霧が立ちこめている林や森の中を歩いていると,木の葉から雨が落ちてくることがあります。
 それを樹雨(ささめ)と呼びます。霧が集まって大粒の雨になったものが,涼しい秋を感じさせる自然の雨と言えるでしょう。
                                                           参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

19日

8月19日は「俳句の日」

  正岡子規研究家の堀内稔典氏たちの発案で,1991年(平成3年)に決まりました。8(は)19(いく)の語呂合わせで,この日になりました。
 次のような食べ物の俳句が詠まれています。
5月 これやこの 江戸紫の 初なすび          西山 宗因
6月 枇杷(びわ)の実の 仰向きにして 大いなり        高浜 虚子
7月 冷汁(ひやじる)の 筵(むしろ)引ずる  木陰かな 小林 一茶
8月 冷蔵庫 あければでんと 西瓜(すいか)かな        三宅 萩女
9月  黒きまで 紫深き 葡萄(ぶどう)かな              正岡 子規
                                                         参考資料「食の366日話題事典」

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2017年

8月

18日

 「ヒマワリ」(旬の花) 

   この時期に大きな花を空に向かって咲かせているのがヒマワリです。ヒマワリは漢字で書くと向日葵と書きます。また,中国語では太陽花と書きます。その名の通り,太陽に向かって伸びていくのがヒマワリの特徴です。まさにこの時期にふさわしい花です。
 ちなみにヒマワリの生まれた所は,アメリカ大陸の北と言われています。ヒマワリは紀元前から人の手で栽培されていたそうです。 
                                                          参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

18日

8月18日は「米の日」

   8月18日の数字を漢字で書くと,八十八となります。漢字の「米」を分解するとこちらも八十八になることから,8月18日を「米の日」としたそうです。
 お米について少し調べてみました。
○白米(精米):玄米を精白して,糠(ぬか)と胚芽(はいが)を取り除いた米で。胚乳(はいにゅう)の部分のみです。
○胚芽米(胚芽精米):玄米から糠の部分のみ取り去ったお米です。胚芽は残っています。栄養は玄米と白米の中間程度です。玄米より消化が良く,白米用の炊飯器でも炊くことができます。
○玄米:籾殻(もにがら)だけを除いたお米です。発芽に必要なビタミン類や脂肪分などを多く含む糠があるため,栄養価は高くなります。圧力釜や玄米対応の炊飯器で炊くと消化が良くなります。
○発芽玄米:わずかに発芽させた玄米です。玄米より栄養価が高くなります。また,玄米より消化や味が良いのが特徴です。白米用の炊飯器でも炊くことができます。
  味や消化のよさで選ぶなら「白米」や「胚芽米」です。栄養価の高さで選ぶなら「玄米」や「発芽玄米」です。

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2017年

8月

17日

「蒙霧升降す(のうむ しょうこうす)」 

 深い霧が立ちこめるという意味です。日中の残暑は相変わらず厳しいですが,早朝には川や山の近くでは,冷たい霧が白く見える時期です。ひんやりとした霧は,秋の訪れが本格的になったあらわれでもあるのです。 
                                                            参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

17日

8月17日は「パイナップルの日」

  語呂合わせで「8(パ)1(イ)7(ナ)ップル」から8月17日に決まったそうです。時期的にはぴったりの記念日なのですが,残念なことに知名度は低く,一般的にはあまり知られていないようです。
 そこで,少しパイナップルについて調べてみましょう。
  パイナップルは熱帯アメリカ原産のパイナップル科の多年草です。単にパインと略して呼ぶこともあります。パイナップルと言う名前は,本来,松(pine)の果実(apple),すなわち「松かさ(松ぼっくり)」をさすものでした。松かさに果実がにていたので,パイナップルとなったようです。日本には1830年,小笠原半島の父島に初めて植えられたそうです。また,1985年オランダ船が長崎にパイナップルを持ち込んだという記録も残っています。
  パイナップルは栄養分として,糖分,クエン酸,リンゴ酸,カルシウム,カリウム,ビタミンC,ビタミンBなどを含んでいます。果汁の中にタンパク質分解酵素「プロメライン」を含み,肉を柔らかくしたり,肉の消化を助けたりしてくれます。

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2017年

8月

16日

8月16日は「平出鏗浩二郎が『東京風俗志』の中巻を発刊した日」

   1901年(明治34年)に平出鏗浩二郎(ひらでこうじろう)は『東京風俗志』の中で次のようなことが書かれています。
 果物のことを東京に人は,総称して水菓子といいます。桃・栗・梨・柿・林檎・琵琶・葡萄から苺の類まで数多くあります。栗の産地は目黒、梨の産地は大森です。また,甘蕉(バナナ),龍眼肉(パイナップル)などは輸入されて,水菓子屋の店頭に並んでいます。
                                                        参考資料「食の366日話題」

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2017年

8月

15日

精進料理 その4 

 日本料理(和食)は,この精進料理の影響を強く受けています。
 家庭では,和え物,酢の物,精進揚げ,豆腐,ゆば,麩などを使った料理,漬け物などの精進料理が日常の食事に取り入れやすいのでないでしょうか。
 このごろは,主菜に油を使った洋風のものが増えていますが,副菜に精進料理を応用した一品を加えると,献立に変化がつき,栄養的には資質の取りすぎを抑えることになります。薄味で素材の味付けを生かし,食材を大切にして食事に感謝する精進料理の心を忘れないようにしたいものです。これは,食育の基本ではないでしょうか。
                                                                                       参考資料「食育歳時記」

2017年

8月

14日

精進料理 その3

   精進料理では,出汁は昆布,干し椎茸,かんぴょう,切り干し大根,高野豆腐など植物性の材料を単独または組み合わせて用います。この出汁をベースに、タンパク質源として大豆製品の豆腐・納豆・ゆば・高野豆腐など,脂肪源として,ごま,くるみ,植物油などを使って,工夫した調理法で変化に富んだ料理を作ります。
 精進料理は出汁をはじめ,すべての素材が,野菜,木の実,穀物,海草,乾燥植物などの植物性であることが前提となります。
 また,次のことを大切にします。 
①季節感
②五味(甘い,塩辛い,酸っぱい,苦い,辛い)
③五色(白,黒,黄,赤,緑)
④五法(煮る,焼く,揚げる,蒸す,漬ける) 
⑤五感(色合い,音,匂い,温度,味)
 これらのことを生かしながら,旬の材料を無駄なく使い切り,その素材の味を生かし,煮汁や揚げ汁も上手に活用して作ります。
                                                                                       参考資料「食育歳時記」

2017年

8月

13日

「イワシ」(旬の魚)

 イワシは,暑くなると身に脂がのって,おいしくなります。栄養が豊富で,特にカルシウムやビタミンDという成分が多く含まれていて,骨を丈夫にしたり,体の調子を整えたりします。イワシは煮ても焼いても,また,刺身や寿司にしてもおいしい魚です。イワシを調理して,開くときには,洗いすぎないようにします。身からおいしさが逃げ出してしまうからです。 
                                                           参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

13日

精進料理 その2

   仏教の考えの中に「法食一等(ほうじきいっとう)」という言葉があります。仏教修行と食事は同じくらい大切で,食事がおろそかになれば,そこには正しい仏法はないと言われています。食事は人間にとって単なる栄養補給の手段だけではなく,健康に生き生きるためには、大切な基本なのです。
  今,私たちはあまりにも簡単に食物を手に入れることができるため,この基本を忘れがちです。旬のものを1つ1つ大切に無駄なく生かして使い切り,薄味でその持ち味を生かして、真心を込めて作りたいものです。そして,感謝する心を忘れないようにすることが大切です。
 小さいときからこのような食事をとることによって食事を大切に考えるようになります。それが一生の健康の土台を作り上げるのです。
                                                                                      参考資料「食育歳時記」

2017年

8月

12日

「寒蝉鳴く(ひぐらし なく) 

 セミのヒグラシが鳴き始めるという意味です。ヒグラシが「カナカナカナ」と鳴くのは、早朝や夕暮れのときです。または,涼しい日中の時間帯です。「日暮れに鳴く」ということからヒグラシと呼ばれるようになりました。
                                                           参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

12日

精進料理 その1

   お盆には家族が集まり,精進料理をいただきます。精進とはいうのは仏教の言葉で仏教の修行にひたすら励むことを言います。その修行における食事作りはすべて自己の尊い修行と考えられ,料理は大切に考えられてきました。
 仏教では、粗食を第一にし,肉食をしないことを原則とします。この考えから,穀物・野菜・豆類・海草などの植物性の食品を材料にした料理を精進料理と呼ぶようになりました。8世紀前半には僧侶の間で食べていたと言われています。
 日本の精進料理は鎌倉時代前半の12世紀ごろ,道元禅師によって確立されました。
                                                                                       参考資料「食育歳時記」

2017年

8月

10日

「カボチャ」(旬のやさい)

   秋になるとおいしくなるのがカボチャです。カボチャは、煮て食べても、焼いて食べても甘みがあって美味しいですね。デザートとして,パンプキンパンやアイスにしても美味しく、子どもにも人気があります。
 カボチャは収穫してすぐ食べるより、とってから1か月ほどおいた方が、甘みが増しておいしいと言われています。カボチャという名前は、カボチャの輸入先であるカンボジアがなまってカボチャになったと言われています。
                                                       参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

10日

新 「金風(きんぷう)・白風(はくふう)」(自然のようす)

 暦の上では,秋がはじまるこの時期に吹く風を,涼風(すずかぜ)とよび,俳句などにも季語として使われています。また,その秋の涼風を「金風・白風」と言います。確かに、秋の風は金や白に輝いているように思いませんか? 
                                                           参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

10日

「バナナの話」その3

 バナナは糖質が多くエネルギーの高い果実なので,風邪を引いたりして食欲のないときに食事代わりに使えます。
 ミキサーで牛乳と一緒にしてバナナシェイクを作ると手軽に栄養が補えます。バナナは皮をむくと色が黒ずんできます。その予防として,レモン汁を少々かけておくといいでしょう。カリウムも豊富です。カリウムとナトリウムのバランスを取りながら血圧を下げると言われています。カリウムは水溶性です。生で食べられるバナナだからこそ,カリウムが体内に取り込まれやすいのです。最近は,白血球を活性化する成分がバナナに含まれていることもわかりました。その他,ポリフェノールや睡眠に関係するメラトニンも多く含んでいます。 
  最近,朝食を食べない人が増えてきています。その理由に「時間がない」「めんどうだ」などの理由があげられていますが,バナナ1本と牛乳1カップ飲むだけでも,1日を元気にスタートさせることができます。
 子どものおやつにホットケーキミックスに卵と牛乳,そしてバナナをつぶして入れて焼くと、バナナブレットができます。カットして冷凍しておくと、おやつだけでなく、災害時の非常食にもなります。
                                                                                    参考資料「食育歳時記」

2017年

8月

09日

「桃」(旬の果物)

 桃が一番おいしい時期は,7月から9月あたりです。まだ暑いこの時期に,よく冷やした桃を食べるのは,何とも言えないぐらいおいしいですね。ちなみに8月8日から10日は,白桃の日なんです。それは,8(は)9(く)10(とう)の語呂合わせからきているようです。全体的に丸みがあって,うぶ毛がまんべんなく生えているのが,桃のおいしい目印だと言われています。
                                                          参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

09日

「水物語」その9 牛丼1杯のを作るのに必要な水は?

 皆さん,牛丼1杯を作るのにどのくらいの水が必要だと思いますか?
 牛丼に使っている水は,1リットルくらいかなと思いませんか。とんでもない,なんと2000リットルの水が必要なのです。重さで言えば2トンの水です。どうしてと思いませんか。
 牛丼には牛肉が必要ですね。牛を育てるのにどのくらい水が必要でしょうか。餌になる穀物を育てるのに必要な水まで入れると,牛肉1kgには,約20000リットルの水が必要です。
 お米を1kg作るには水が約3600リットル必要です。小麦1kgは約1000リットルの水が必要です。
  だから,たった1杯の牛丼でもたくさん水を使っていることになるのです。
 水資源消費量の9割が農業に使われていると言われています。そして,その水で多くの食料が生産されています。食料を輸入したり,輸出したりしていることを,別の角度から見ると,生産に必要な水を輸入や輸出をしていることになります。
  今まで水の話をしてきました。水道の蛇口をひねれば,すぐに水が出てきます。当たり前すぎて,あまり考えようともしなかった水ですが,調べれば調べほど奥が深いことが分かりました。
                                                                                 参考資料「みずものがたり」

2017年

8月

07日

「立秋」

   2015年(平成27年)の立秋は8月8日です。
 秋が立つと書いて立秋です。その漢字の通り,暦の上では、ここから秋が始まります。気温も高く,まだ夏の真っ盛りですが,この時期から,「暑中見舞い」から「残暑お見舞い」にかわります。少しずつですが,秋に向かっていきます。
 お盆が始まります。働いている人はお盆休みがとれる時期です。お盆をはさんで,夏の暑さで疲れた体を休めましょう。秋がだんだんやってきます。
                                                         参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

07日

「水物語」その7 水の不思議な力③

 水の不思議な力の続きです。

⑥表面張力の不思議
  液体の分子同士が引き合う力によって、表面をできるだけ小さくしようとする力のことを表面張力と言います。水は分子同士が引き合う力が強いため,表面張力が並外れて大きいのです。
 雨粒や朝露が丸いのもそのせいです。筆やボールペンで字が書けるのも,アメンボが水の上をスイスイと進めるのも,水の表面張力が大きいからです。

⑦熱しにくく、冷めにくい不思議
  水は熱しにくく,冷めにくいという性質があります。そのおかげで地球が安定した温度を保っていられるのです。海は,昼間は太陽からの熱をじっくり蓄えて,夜はじわじわと放出しています。もし,海がなかったらどうでしょう。たとえば,月はでは,日向と日陰の温度差が数百度にもなります。これでは,生き物は生きていくことができません。

 地球は海があり,温度が安定しているからこそ,生命が生き延びてくることができたのです。
                                                                                  参考資料「みずものがたり」

2017年

8月

06日

「水物語」その6 水の不思議な力② 

 水の不思議な力の続きです。
③水が液体でいる不思議
  水が常温で液体でいることは,最大の不思議なのです。それは,水の分子は,とても小さくて軽いので,本来は-80℃で沸騰し気体になってしまうはずの物質なのです。
  しかし,実際は100℃で沸騰します。水が100℃という高い温度まで液体でいられる理由は、水の分子のつながり合う力の強さに原因があります。水は他の物質に比べて,この力が異常に強く,高いエネルギーを与えないと手を離さないからです。

④4℃の水が一番重い不思議
 水が一番重くなるのは,0℃でも100℃でもなく,4℃なのです。この性質は水中の生き物にとっては都合がいいのです。たとえば,寒い冬,湖の表面が凍っても,湖底には4℃の重い水があるため,水がすべて凍って魚などの生き物が死んでしまうことはありません。4℃よりも温かい水や冷たい水が上昇することで対流が起こり,様々な物質が循環するようになります。

⑤溶かしやすい性質をもった不思議
  水は何でもその中に溶かしてしまう性質を持っています。動物は栄養分を血液中の水に溶かして全身に送り届けます。また,山に降った雨は、岩石や土の中を通り,いろいろな物質を溶かし込みながら海に運んでくれます。
                                                                                  参考資料「みずものがたり」

2017年

8月

05日

「はしの文化圏」 その2

   日本は,はし食文化圏でも木や竹のはしが多く,先端のとがったものを使い,料理を大皿に盛ったときは,とりばしを使って,料理をとることを前回お伝えしました。
 他の国では,どのようなはしを使っているのでしょうか。
 中国では象牙,木,竹などが多く,はしの先端はとがらせずに,切り落としてあります。大皿から各自が直接自分のはしで料理をとります。そのため、大皿に届くように,日本のはしよりも長く,27cmくらいの長さのものを使います。
 朝鮮半島では,「はし」と「さじ」をセットで使います。銀やステンレス製で重く,細身です。長さは日本のはしとよく似ています。日本では汁物は,おわんに直接,口をつけて吸うので,さじは使いませんが,朝鮮半島では,さじを使います。
                                                            参考資料「食育歳時記」

2017年

8月

05日

「 水物語」その5 水の不思議な力①

 水は宇宙に存在する物質の中でも特にユニークな存在です。どんなところがユニークなのか紹介しましょう。
①水の分子同士がくっつく不思議
  皆さん知っているように水はH2Oです。1つの酸素原子に2つの水素原子がついています。水素原子がプラス,酸素原子がマイナスの働きをして,磁石のように水の分子同士がくっつこうとします。1つの水分子は最大4つの水分子とくっつくことができます。その結合の状態によって,氷(固体),水(液体),水蒸気(気体)に変化します。
②固体になっても沈まない不思議
  氷は水に浮きます。それは誰もが知っていますが,固体が液体に浮く物質はめずらしいのです。普通の物質は液体から固体になると,密度が高くなるため,重くなって沈んでしまいます。
 氷の場合は,水の分子が並んだときに隙間が多くなり,ほんの少しだけ密度が低くなり,浮くのです。「氷山の一角」という言葉の通り,海の上に出ている氷山の下には、巨大な氷が隠されています。
                                                                                 参考資料「みずものがたり」

2017年

8月

04日

「水物語」 奇跡の水の惑星:地球

   太陽系の中で,液体の水が豊富にある惑星は,地球だけです。
 火星は太陽から離れ過ぎていて,水は凍りついています。金星は太陽に近すぎて,水はすべて蒸発してしまっています。もしも,地球が少しでも太陽から遠ざかれば水は凍りつき,近づけば,あっという間に水は蒸発してしまします。
 奇跡ともいえる絶妙のバランスで,地球という水の惑星は存在しているのです。
   地球の表面は71%が海洋で占められています。地球をおおう雲も水でできています。宇宙から地球を見みると,青い海と白い雲に包まれた,まさに美しい水の惑星と言えるでしょう。
                                                     参考資料「みずものがたり」

2017年

8月

04日

「大雨時行る(たいう ときどき ふる)」

 時たま大雨が降るという意味です。蒸し暑い中,突然涼しくなったかと思うと,激しい雨が降りやすい時期です。弾丸のように降る雨を「鉄砲雨(てっぽうあめ)」,滝の水ようにザーッと降る雨は「滝落とし」,真っ白に見えるように降る雨は「白雨(はくう)」と呼んでいます。
                                                         参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

8月

04日

「はしの文化圏」 その1

 日本では食事の時,主にはしを使います。世界には食事のときに使う食具によって,3つの文化圏があります。
①アジアやオセアニア,インド,アフリカ,中南米などは手で食べる手食文化圏です。
②ヨーロッパやアメリカ,ロシアなどは,ナイフ,フォーク,スプーン食文化圏です。
③日本,中国,韓国,台湾,ベトナムなどは,はし食文化圏です。
  民族ごとに異なる食事の素材・調理法,また宗教上の理由などにより食具による食べ方の違いがあります。
 日本は,はし食文化圏でも木や竹のはしが多く,先端のとがったものを使います。大皿に盛ったときは,とりばしを使って,料理をとります。
                                             参考資料「食育歳時記」

2017年

8月

03日

「はちみつの効用」

 はちみつはビタミン,ミネラルの他,アミノ酸や酵素を含む栄養価の高い食品です。
100g当たりのカロリーは,砂糖が384kcalに対して,はちみつは294kcalです。
 次のような効用があります。
○疲労回復
 はちみつの主成分は,ブドウ糖と果糖から成り立っていいます。単純な構造なので体内に入ると短時間で吸収し,疲労回復に役立ちます。
○高血圧予防
 カリウムを多く含んでいるので高血圧予防に効果があります。
○整腸作用
 はちみつに含まれているグルコン酸は,腸の活動を活性化させるはたらきがあります。
 まさに,はちみつは健康食品なんですね。

2017年

8月

02日

8月2日は「カレーうどんの日」

  皆さんが大好きなカレーとうどんが合体した「カレーうどん」。ときどき給食にも「カレーうどん」が出ます。子どもたちは大好きです。
「カレーうどんの日」を制定したのは,カレー業界,うどん業界やこよなくカレーうどんを愛する皆さんが集まって作った「カレーうどん100年革新プロジェクト」の皆さんです。
  この日を制定した理由には「カレーライスが一般家庭に浸透しているのに対して,カレーうどんの知名度が低いので,食生活の中でのカレーうどんの地位を向上したい」という願いがこもっています。
   もう一つ,夏真っ盛りのこの時期に「スパイスをたくさん使い,消化のよいカレーうどんを食べて,夏バテを防ごう」という思いも込められています。
  ちなみに,6月2日が「カレー記念日」,7月2日が「うどんの日」,そして8月2日が「カレーうどんの日」です。

2017年

8月

02日

「バナナの話」その2 

 日本には1569年にイエズス会の宣教師が織田信長にバナナを献上したという記録がありますが,1830年ごろハワイから小笠原を経て沖縄に伝えられたとも言われています。
 現在のようなバナナは1903年(明治36年)に台湾から輸入されたのが最初だと言われています。昭和の中頃までは,高級な果物でしたが,年間約100万トンも輸入され,輸入果物の半分以上を占めています。
 バナナは果皮が緑色のものが輸入され,倉庫でエチレンガスで追熟したものが市場に出ます。果皮が黄色く、褐色の斑点が入るようになると食べ頃です。11度以下になると低温障害を起こすので,室温で保存します。           

2017年

8月

01日

「バナナの話」その1

 バナナはバナナベルトと呼ばれる赤道をはさんで北緯30度から南緯30度の間の熱帯・亜熱帯で栽培されているバショウ科の果実です。
 日本はフィリピンから約80%,その他にエクアドルや台湾から輸入しています。日本では生で食べるのがほとんどですが,種類によっては煮たり焼いたりして調理するものもあります。
 バナナは紀元前5千年~1万年ごろ偶然できた種のないバナナの苗を,人間が栽培化したのが現在のバナナの始まりと言われています。マレー半島とフィリピンが原産といわれ,インドからアフリカへ,やがて中東,南アメリカへと長い時間をかけて広がっていきました。
                                                                                     参考資料「食育歳時記」

2017年

7月

31日

7月31日は「台湾バナナが輸入禁止となった日」

 1962年(昭和37年)のこの日、厚生省は台湾で発生しているコレラの侵入を防ぐため、コレラ菌媒体となる恐れのある台湾バナナの輸入を禁止しました。8月2日には、福岡・門司港に入港した台湾の貨物船の船員17名がコレラ患者と判明しました。コレラ患者は1946年(昭和21年)以来16年ぶりでした。
                                                                    参考資料「食の366日話題事典」

2017年

7月

30日

7月30日は「梅干の日」

 「干しを食べると難が去る」と昔から言われたことから、なん(7)がさ(3)る(0)」の語呂合わせで、7月30日が「梅干の日」になりました。
 今から約1000年ほど前に遣唐使の小野妹子によって中国から日本に伝えられた梅は「食べ物・水・血」の三毒を断つ果実と言われています。昔の人は、干した梅を薬として利用していました。旅をするときには、病気にかからないように持ち歩いたそうです。

2017年

7月

30日

「スイカ」(旬の食べ物 その3)

 スイカは,水分がほとんどで、糖類は加糖が最もお多く,ブドウ糖,ショ糖など果実の中心部に多く含まれています。
 カリウムやアミノ酸の一種のシトルリンを多く含むので,利尿作用や血圧低下作用が期待されます。そのため,昔から腎臓病,心臓病,高血圧,妊娠時のむくみなどに良いとされていました。
   薬用として利用するものに「スイカ糖」があります。作り方は簡単です。スイカの果肉を小さく切って鍋に入れます。1~2時間煮詰めると,1時間後には35度,2時間後50度ぐらいまで糖度が上がってきます。長期保存ができます。ビンなどに入れて冷蔵庫に入れておきます。毎食後にスプーン1~2杯飲むとよいでしょう。
    また,色素は赤いリコピン,黄色いスイカにはキサントフィル,オレンジ色のスイカは,リコピンやβ-カロテン,キサントフィルのカロチノイド系色素があり,抗酸化作用があり,がんや動脈硬化予防によいと言われています。
                                                                       参考資料「食育歳時記」

2017年

7月

29日

「土潤いて溽し暑し(つち うるおいて むしあつし)

 土がうるおって、むし暑くなるという意味です。むっとした熱気がまとわりついてくる暑さです。昔の言葉では、むし暑いことを「溽暑(じょくしょ)と言っていました。
                                                         参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

7月

29日

7月29日は「福神漬の日」

   福神漬の名前の由来である七福神から、7(しち)2(ふ)9(く)で「しちふく」の語呂合わせで7月29日が選ばれました。
 福神漬はカレーライスの名脇役として、また、福神漬による野菜の摂取の促進を願って、この日を制定しています。カレーライスは子どもたちが大好きです。そこでカレーライスが一番よく食べてもらえる夏休みに、子どもたちにカレーライスと共に福神漬を食べてもらいたいという願いも込められています。
  福神漬はいろいろな野菜を使っています。その野菜を七福神の神様になぞらえて,福神漬と命名したそうです。また、ご飯にこれさえあれば他におかずはいらない、食費が浮いてお金が貯まる、まるで福の神のような美味しい漬け物というので,福神漬と名付けられたという説もあります。

2017年

7月

29日

「キュウリ」(旬の食べ物)

   夏になると青々と実るキュウリです。漬け物にして食べても、味噌をつけて生で食べても美味しいキュウリです。
キュウリはほとんどが水分でできているので、体を冷やしたり,水分を補給するのに、とてもすぐれた食べ物です。
                                                            参考資料「日本の二十四節気・七十二候」

2017年

7月

29日

「スイカ」(旬の食べ物 その2)

 スイカの原産地は,南アフリカのカラハリ砂漠といわれています。4000年前にエジプトで栽培されていました。その当時は、種子を食用にしていたそうです。ギリシャやローマからヨーロッパへ伝わりました。また,中近東,インド,中国にも伝わりました。特に,中近東や中央アジアなどの砂漠地帯では水分の供給源として大切にされました。
 江戸時代の初めころに日本に入ってきたと言われています。明治になって,欧米や中国からいろいろな品種が伝わり,大正から昭和の初期にかけて,品種改良が進みました。
                                                                       参考資料「食育歳時記」

2017年

7月

28日

7月28日は「菜っ葉の日」

   7(な)2(つ)8(ぱ)の語呂合わせで7月28日が選ばれました。
 金沢市の加賀野菜オーソリティの松下良さんのあみだした言葉で「春は芽のもの、夏は葉のもの、秋は実のもの、冬は根のもの」というのがあります。キャベツ、白菜、ホウレンソウ、レタスなどの葉のものを食べて、暑い夏を乗り切りましょう。

2017年

7月

28日

「スイカ」(旬の食べ物 その1)

 スイカはウリ科の植物で野菜に分類されます。しかし,甘みが強いので,食品としては果物として扱われています。
 露地物のスイカは6月,7月の2か月の気象条件でその年の作柄が決まります。降水量が400mm以下で日照時間が300時間以上なら豊作といわれています。北海道から沖縄まで全国で作られているので,地域別にリレー式に出荷されます。
 熊本県,千葉県,山形県,鳥取県,新潟県などでたくさん作られています。最近はハウス栽培が主流になってきました。
 日本のスイカはほとんどが大玉スイカで,しま模様で果肉が赤く,甘くて種が小さく少ないものが主流です。その他には、小玉スイカや黒皮スイカ,黄皮スイカ,黄肉スイカなどいろいろなスイカがあります。ただ,昭和初初期ごろまでは,黒皮スイカがほとんどでした。
                                                                           資料「食育歳時記」

2017年

7月

27日

7月27日は「スイカの日」

  スイカは夏の果物を代表する「横綱」であり、スイカの縞模様を綱に見立てて、7(な)2(つ)7(な)で「夏の綱」と読ませて、語呂合わせで,この日となりました。
 現在のスイカは緑の地に黒い縞模様が一般的ですが、このような品種が広まったのは昭和初期以降で、それまでは黒っぽい無地で、縞模様はなかったそうです。

2017年

7月

26日

7月26日は「徳川吉宗が新田開発の高札を掲示した日」

  1722年のこの日に、8代将軍:徳川吉宗は米の増収を図るために、新田開発の高札を日本橋に掲示しました。これを受けて武蔵野台地の開発、印旛沼の干拓、利根川と荒川を結ぶ見沼代用水を作る工事などが行われました。この結果、8年間に50万石の増収になりました。1人当たりの年間消費量を1石(150kg)とみると、50万人分に相当します。
                                                                         参考資料「食の366日話題事典」

2017年

7月

25日

7月25日は「池田早苗がうまみの調味料製造法の特許取得した日」

  1908年(明治41年)のこの日に、東京大学理学部教授 池田早苗は、コンブのうま味を研究した結果、分離に成功し、「グルタミン酸塩を主成分とする調味料製造法」の特許を取得しました。
 これを鈴木三郎助が小麦タンパクを原料とする抽出法を確立し、事業化し、調味料「味の素」を発売しました。
                                                                        参考資料「食の366日話題事典」