理事長あいさつ

2021年

12月

02日

県漁連から「魚の教材」プレゼント

 県漁連と栄養教諭・学校栄養職員が協力して、魚の教材を開発しました。

10月から11月にかけて、県内の栄養教諭・学校栄養職員一人一人に届けられました。

 内容は次の通りです。

 ①「タイ」「ハモ」「タチウオ」の3種類の魚について紹介しています。

 ②それぞれの魚の「シルエット」「実物大の魚の写真」「魚の骨の写真」

  「魚の面白知識」などを紹介しています。

 ③いろいろな活用方法を栄養教諭・学校栄養職員の先生方が考えてくれています。

※この教材を使って、子どもたちが魚に興味を持ってくれるとうれしいです。

 

理事長からのおすすめ情報

2021年

12月

31日

12月31日は「そばの日」です。

  毎月月末(みそか)がそばの日です。日本麺業団体連合会が制定しました。昔、江戸の商人が毎月月末に縁起物として「そば」を食べていたことに由来します。細くて長いそばの形状から、身代(しんだい:家の財産)が長続きしますようにという願いを込めていました。
 そばの歴史は古く、寿司や天ぷらと並ぶ代表的な日本料理です。このそばの調味として作られる「つゆ(そば汁)」は、地域によって色や濃さ、味などに違いがあり、その成分も各地によって好みが分かれているようです

2021年

12月

30日

12月30日は「EPAの日」

   毎月30日は「EPAの日」です。
   日本水産が制定しました。魚に多く含まれ、中性脂肪を減らし、動脈硬化などを予防する働きがあります。EPA(エイコサペンタエン酸)を摂取してバランスの良い食生活を一年中送ってほしいという願いを込めて、この日を制定したした。
 29日は「肉の日」なので、次の30日は魚を食べてほしいという願いが込められています。EPAはサプリメントとしてよく売られています。このEPAは閉塞性動脈硬化症や高脂血症の薬として効果を上げています。

2021年

12月

29日

12月29日は「クレープの日」

  毎月、9日、19日、29日は「クレープの日」です。
  クレープとは、パンケーキの一種で、フランス北西部のブルターニュ地方が発祥です。元になったのは、そば粉で作った薄いパンケーキのガレットです。
  ルイ13世の妻のアンヌ王妃がブルターニュ地方に訪れたとき、庶民が食べていたガレットを偶然口にして、大変気に入りました。宮廷料理に取り入れることになりました。そのとき、生地はそば粉から小麦粉へ変更しました。粉と水と塩のみであった生地に牛乳やバター、鶏卵、砂糖などを加えるようになりました。名称も焼いたときにできる「こげ模様」が縮緬(ちりめん)を連想させることからクレープ(絹のような)と呼ばれるようになりました。

2021年

12月

28日

12月28日は「鶏(にわとり)の日」

   毎月28日は「鶏(にわとり)の日」です。  鶏はキジ科の鳥で中国原産です。野鶏の内、赤色野鶏が現代の鶏の祖先と言われています。その後、改良が重ねられ、種として確立したのは4000年ほど前と言われています。その後、世界に広がり、日本にも縄文時代ごろに渡来していたようです。
 日本では聖武天皇以来、公的には菜食主義であったため、鶏はあくまでも愛玩用・目覚まし時計代わり用として飼われていました。「にわとり」という言い方も「庭で飼っている鳥」という意味からきているようです。
  安土桃山時代から江戸時代初期にかけて、外国の文化が入ってきました。卵を食べる習慣が芽生え、多数の外国の鶏が入ってきました。このころ、卵焼きなどの料理も生まれました。
 明治時代になると牛鍋の流行と共に、鶏鍋も登場しました。鶏肉や鶏ガラでダシをとる水炊きが生まれ、全国に広がりました。

2021年

12月

27日

12月27日は「ツナの日」

 毎月27日は「ツナの日」です。今回は、皆さんが一番なじみの「ツナ缶」について調べてみました。
①ツナサラダがおいしくて人気です。それは、ツナがマヨネーズやドレッシングによく合 うからです。生野菜サラダやポテトサラダにツナを加えると、ヘルシーでおいしいサラ ダのできあがりです。
②ビタミンやミネラルは野菜や海藻から、良質のタンパク質はツナから取ることができま す。
③原料は頭、皮、骨などを除いて加工しするので、手間がいらず、すぐ使えるので、スピ ード料理にも好都合です。
④ツナの油漬に使われている油は、植物性のサラダ油です。この油に含まれるリノール酸 は、血中のコレステロールを下げる効果のあります。
⑤ツナ缶の0.8~1.2%位で、塩分は控えていて、必要最小限度です。
⑥ツナ缶のおいしく食べられる賞味期限は5年とされていますが、製造後7~8年たって も品質はほとんど変わりません。ただ、いったんふたを開けると、2~3日で食べるよ うにしましょう。

2021年

12月

26日

12月26日は「プルーンの日」

   毎月26日はプルーンの日として、記念日に登録されています。
 プルーンの産地は、アメリカ合衆国のカルフォルニア州です。プルーンは雨によって、果実が避けてしまうことがあるので、日本では雨の少ない長野県や青森県、北海道などで栽培されています。
 プルーンは、ミネラル類やビタミン類が豊富に含まれています。特に鉄分を多く含んでいるため、貧血予防に効果を発揮すると言われています。ペクチンも多く、調整作用があるため、便秘に効果があるそうです。そのほか、美肌効果や体質改善、体を温める作用もあると言われています。

2021年

12月

25日

12月25日は「寿司好きの与謝野蕪村が亡くなった日」

   与謝野蕪村は、お酒とお寿司が好きだったようです。12月25日に蕪村が亡くなりました。ただ、当時の寿司は押し寿司だったようです。このほかに毎月25日は「プリンの日」です。なぜ、「プリンの日」かと言うとプリンを食べると「にっ(2)こり(5)」するという語呂合わせから、25日になったようです。今、スーパーには、いろいろなプリンが売られていますね。皆さんは、どのプリンが好きですか。
                      参考資料「食の366日話題事典」

 

2021年

12月

24日

12月24日は「クリスマス・イブ」

 12月24日は、皆さんが楽しみにしているクリスマス・イブです。クリスマス・イブの料理と言えば、「ローストチキン」ですね。日本以外の国では、どんな料理が出るのでしょう。イギリスやアメリカでは、皆さんも知っている七面鳥です。北欧では、骨付きのブタ肉のローストハムを、オーストラリアでは、羊などのローストを、そしてポルトガルでは、干し鱈の煮込み料理を食べるそうです。
 また、皆さんが最も楽しみにしているクリスマスケーキも国によって違うようです。アメリカやイギリスではプラムケーキ、オーストラリアではフルーツブレッドなどクリスマスにちなんだケーキを焼くそうです。手作りのケーキを作ってみるのも楽しいですね。
 国それぞれに、料理やケーキは違っても、共通していることは、家族や親しい人と一緒に楽しく語らいながら食べることではないでしょうか。楽しいクリスマス・イブが皆さんのもとにやってきますように!
                           参考資料「食育歳時記」

2021年

12月

22日

12月22日は「労働組合法が公布された日」

 1945年(昭和20年)のこの日に「労働組合法」が公布されました。「労働組合法」は、労働者の団結権・団体交渉権・団体行動権等の保障についてまとめた法律です。「労働基準法」「労働関係調整法」と共に「労働3法」と呼ばれています。

2021年

12月

22日

12月22日は「冬至」

   今年の冬至は12月22日です。昼の時間が一年で一番短い日です。冬至の日の食べ物と言えば、「かぼちゃ」です。江戸時代の中期ごろから、かぼちゃを食べて無病息災を祈ることが多かったようです。かぼちゃは「なんきん」とも呼ばれています。昔から冬至の日に「ん」のつくものを食べると幸運になれると言われています。
 また、こんな言い伝えもあります。「ん」が2つ付く食べ物を7種類食べると病気にならないと言われています。その1つが「なんきん」です。あと6つは何でしょう。考えてみてください。答えは最後に書きます。
 かぼちゃはカロテンをたくさん含み、皮膚や粘膜を丈夫にし、抵抗力をつけます。ビタミンEやビタミンB₁、ビタミンB₂、ビタミンCも多いので、生活習慣病やガンの予防に効果があります。また、鉄などのミネラルや食物繊維も多く含みます。野菜の少ない冬に、栄養いっぱいのかぼちゃを食べて、寒い冬を元気に乗り越えようとした、昔の人の知恵だったのではないでしょいうか。
 さて、先ほどの答えですが、「にんじん」「れんこん」「きんかん」「ぎんなん」「かんてん」「うんどん(うどん)」の6つです。
                                                                                                                                                           参考資料「食育歳時記」

 

2021年

12月

21日

12月21日は「漬物の日」

  毎月21日は「漬物の日」です。名古屋市の郊外に漬物で有名な神社があります。その神社の名前は「萱津(かやつ)神社」と言います。その神社に漬物に関する昔の言い伝えがあります。
 むかし、むかし、村の人は、「その土地からとれる野の初物」と「海辺からとれる藻塩(もしお)」を初穂として、萱津神社にお供えしていました。ところが、せっかくのお供え物も、しばらくたつと腐ってしまいます。
 このことを嘆いた村人が、「野の初物」と「藻塩」をカメに入れておいたところ、ほどよい塩漬けとなり、腐らなかったのです。
 村人は、時がたっても腐らず、不思議な味がする食べ物を、神様の贈り物だと尊びました。万病快癒の護符として、また保存食として大切にしたのです。このようにして、漬物が誕生したと言われています。そして、いつの頃か、漬物を「香の物」とも言うようになりました。
 萱津神社では、この故事にしたがい、8月21日に「香の物祭」をしているそうです。また、漬物業界では、毎月21日を「漬物の日」と定め、漬物の普及に努めています。

 

2021年

12月

20日

12月20日は「ぶりの日」

   ぶりは旧暦の師走の時が一番おいしいと言われています。そこで、12月の「ぶ(2)り(0)」の語呂合わせから,20日が「ぶりの日」になったそうです。
 ぶりは、成長にともなって、呼び名が変わることから日本ではタイと並んで、「祝儀魚」「出世魚」と呼ばれています。関西では、「ツバス」→「ハマチ」→「メジロ」→「ブリ」と変わっていきます。ただ、養殖のものは,大きくなっても「ハマチ」と呼んでいます。
 旬が冬なので、今が一番おいしいときです。ブリには,タンパク質やIPA、DHAなどの脂質の他、鉄、ビタミンD、コラーゲン、タウリンなど含まれていて、栄養たっぷりの食材です。刺身や照り焼き、塩焼きなどにして食べます。アラもおいしく、栄養があるので、ブリ大根やブリ汁などにして、よく食べます。
                                                                                                                               参考資料「食育歳時記」 

2021年

12月

19日

12月19日は「フランスのリンゴを1個100円で売った日」

 1997年(平成9年)の今日、スーパー・ダイエーが、日本で初めて、フランスのリンゴ(ゴールデンデリシャス)を1個100円で売り出しました。フランスのリンゴ生産量は、中国、アメリカに次いで世界第3位です。輸出量は、世界第1位だそうです。
 ゴールデンデリシャスについて調べてみました。アメリカのウエストバージニア州のムリンス氏によって、1890年(明治23年)に発見されました。きれいな黄色い色をしていますが、雨の多い日本では、2度の袋かけをしないと「さび」と言って、茶色いボツボツができてしまいます。そのため、日本の栽培量はあまり多くありません。
 ヨーロッパなど雨の少ない地域では、袋をかけなくても、きれいな黄色の果実ができるそうです。それで、ゴールデンデリシャスはヨーロッパでたくさん栽培されているんですね。
                       参考資料「食の366日話題事典」

 

2021年

12月

18日

12月18日は「平賀源内が亡くなった日」

 平賀源内と言えば、皆さんが一番に思い出すのが、「エレキテル」でしょうか。そのほかにも、石綿で作った燃えない布や寒暖計、万歩計などを作っています。とにかく、いろいろなことに挑戦し、たくさんの発明をしました。
 実は、食育に関することも行っているのです。「土用の丑の日にウナギを食べると夏ばてしない」と言い出したのは、平賀源内なんです。また、サトウキビの栽培方法や製糖方法を教え、砂糖が世の中に多く出回るようになりました。そのおかげで和菓子など、その後の食文化にも大きな影響を与えたと言われています。
                        参考資料「食の366日話題事典」

2021年

12月

17日

12月17日は「いなりの日」

    毎月17日は「いなりの日」です。日本の食文化でみんなに親しまれている「いなり寿司」、それを広めるために制定されたと言われています。記念日によくある語呂合わせで「いなりのい~な」で毎月17日になったようです。
 「いなり寿司」の始まりは天明の大飢饉の時に,油揚げの中に,ご飯の代わりに「おから」をつめたものを屋台で売ったのが始まりだと言われています。
 油揚げのことを関東では「いなり」、関西では「きつね」と呼んでいるようです。関西では「きつね寿司」、うどんの場合も「きつねうどん」と言っていることが多いですね。いなり寿司の油揚げの形も、関西と関東では違います。関西では三角形が多いのに対して、関東では四角形が多いようです。

2021年

12月

17日

納豆の秘密をさぐる その3

   納豆菌は、胃酸で死なずに、なぜ腸まで届くのでしょうか。
 納豆菌の大きさは3ミクロン(1000分の3ミリ)ぐらいの大きさです。納豆菌は空気とエサになる植物性タンパク質があり、10度から65度ぐらいの間の温度で活動するそうです。では、その条件がそろわなければ,死んでしまうのでしょうか。
 納豆菌は,悪い条件になると,胞子の状態になって生き残るらしいのです。100度やマイナス20度の状態でも生きることができるそうです。すごい生命力です。もちろん、胃酸のすごい酸の中でも,胞子の形になって生き延びます。そして、腸に達したとき、納豆菌は活動を開始します。あっという間に納豆菌は繁殖して、各種酵素やビタミン類を作り出します。また、腸内にいる善玉乳酸菌が増える手助けもします。
 納豆のパワーはすごいですね。
                     参考資料「納豆はただものではない」

2021年

12月

16日

12月16日は「天明の大飢饉のために節約令が出た日」

 1783年(天明3年)の今日、幕府は大飢饉のために、7年間の節約励行を発しました。三大飢饉の一つ、天明の大飢饉(1783年~87年)が起こったからです。
 江戸時代には、地震や洪水、火山の爆発、天候不順などで、凶作や飢饉になりました。特にひどかったのが、「享保」「天明」「天保」の飢饉で、三大飢饉と呼ばれています。
 「享保」の飢饉は、長雨と害虫の大発生が西日本一帯にひろがり、飢えた人は、200万人にもなったと言われています。
 「天明」の飢饉は、長雨と浅間山の噴火、冷害、水害によって起こった全国的な飢饉でした。特に東北地方は深刻でした。餓死者は仙台藩だけで、30万人いたと言われています。
 「天保」の飢饉は、洪水や冷害などの全国的な飢饉でした。大阪では、皆さんも知っている「大塩平八郎の乱」が起こりました。日本各地で、百姓一揆が起こっています。
 今は、何十万人もの餓死者が出るようなありません。今の幸せを感謝しなければと思います。
                       参考資料「食の366日話題事典」

 

2021年

12月

15日

12月15日は「食堂車が登場した日」

  1901年(明治34年)の12月15日に、東海道線の新橋~神戸間の急行に食堂車(定員28名)が初めて登場しました。料理は精養軒の洋食で1皿が今のお金で1000円~1500円ぐらいしました。駅弁(幕の内)が1200円ぐらいでした。「汽車の中に料理屋ができた」と評判になったそうです。
                         「食の366日話題事典」より

2021年

12月

15日

納豆の秘密をさぐる その2

   この前は、「納豆の歌」についてお伝えしましたが、今日は「納豆の効果」について書いてみます。ゆでた大豆が,発酵して納豆になると栄養価が上がってくるそうです。納豆のいいところは次のようなところです。
その1 頭のはたらきをよくします
  脳のはたらきをよくするレシチンを多く含みます。
その2 骨を丈夫にします
  カルシウムも含まれています。納豆の良質のタンパク質やビタミンK₂がカルシウムの吸収をよくします。
その3 血管を丈夫にします
  高タンパク質なのに、コレステロールが0に近いので、血管を丈夫にするはたらきがあります。
その4 病気を予防します
  納豆菌が腸内細菌のバランスを整えます。納豆菌はサルモネラ菌やO157などの病原菌の活動を抑えるはたらきがあります。
その5 体の調子をよくします
  肝臓の働きを活発化して,疲労回復にも効果があります。
その6 血栓を溶かし、血圧を下げます
  納豆の酵素は血栓を溶かすはたらきがあり、脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果があります。また、納豆には、血圧を下げる作用もあります。納豆に含まれているカリウムが余分なナトリウムを排出し、血圧を安定させます。
  このほかにも「がんを予防するはたらき」などたくさんいいところがあります。納豆はまさに健康食品と言えるのではないでしょうか。「ゆでた大豆」と「わらの中の納豆菌」から創り出した「納豆」は、日本人が見つけ出したすばらしい食品だと思います。
 次回は、「納豆菌」が胃酸で死なずに、なぜ腸まで届くことができるのでしょうか。その秘密にせまりたいと思います。

2021年

12月

14日

12月13日は「ビタミンの日」

 12月13日を「ビタミンの日」に決めたのは、2000年(平成12年)です.
なぜ、12月13日を「ビタミンの日」と決めたのでしょう。その理由は、鈴木梅太郎博士が「オリザリン」(ビタミンB1)を米ぬかから発見し、学会で発表した日が12月13日だったからです。「オリザリン」は、当時難病だった「脚気」の特効薬になるのですが、農家出身の農化学者が、そんな大きな発見をするわけがないと認められませんでした。
 1年後、医学者カシミール・フランクが「オリザリン」と同じ成分を発見し、「ビタミン」と名付けました。世界的には、フランクが最初の発見者となり、「ビタミン」という言葉が広まりました。もし、鈴木梅太郎博士の発見が日本の学会で認められ、世界の学会で発表していたら、第1発見者として「ビタミン」は「オリザリン」と現在よばれていたかもしれません。

2021年

12月

14日

12月14日は「ひよこの日」

 毎月、14日、15日は「ひ(1)、よ(4)、こ(5)」の日です。語呂合わせで決まりました。皆さんの中には、東京のお土産として「ひよ子まんじゅう」を買った人もいるのではないでしょうか。ひよ子饅頭の発祥の地は、福岡県飯塚市なんです。その福岡県の「ひよ子まんじゅう」の本店が、店がPRをかねて「ひよこの日」を制定したそうです。今や「ひよ子まんじゅう」は、今や東京のお土産で有名になってしまいました。
 福岡県で生まれたお菓子ということを知らない人が、東京のお土産として、福岡県の人に贈ってしまったそうです。あとで、そのことがわかり困ってしまったという実話もあるそうです。

2021年

12月

13日

 納豆の秘密をさぐる その1

 「納豆は体によい発酵食品」と言われています。私も最初は苦手でしたが、今は、毎朝食べています。「納豆のすばらしさ」の秘密について調べたいと思ったとき、「納豆はただものではない!」という本に出合いました。読んでいく内に、納豆の魅力に引き込まれていきました。いくつか紹介したいと思います。
 まずは、「納豆の歌」です。この歌は振り付けもあり、この歌に併せて踊っていたようです。歌の題が「てもても音頭」といいます。一番から四番まであり、一番の歌詞は、
 かわいいあの子は 納豆が好きと
 小声でつぶやき うつむいた あーそれそれ
 肩にと手をかけ こちらもいうた ちょいと
 そなたも好きなら 私も好き 私も好き
 そーれ
 てもてもとっても よか音頭
 唄いはやして おどりゃんせ
 それ おどりゃんせ
 
 昭和37年に「全国納豆まつり」が開催され、その時のテーマソングだったようです。今から約50年前です。日本人が見つけたすばらしい発酵食品の一つが納豆です。その魅力をお伝えしたいと思います。
                      参考資料「納豆はただものではない!」

2021年

12月

12日

12月11日は「沢庵禅師の命日」

  皆さんもよく知っている「たくわん漬」を考え出した沢庵禅師が亡くなったのが、1645年の12月11日でした。たくわん漬は大根をよく乾かして、ぬかと塩とで漬けたもので、ぬかが発酵して、大根に特別の味と色がつきます。昔は、ぬかは容易に手に入らなかったそうです。そのため、たくわん漬は貴重な漬け物でした。

2021年

12月

12日

12月12日は「豆腐の日」

 毎月、12日は豆腐の日です。「とう(10)ふ(2)」の語呂合わせで、1993年(平成5年)に制定されました。栄養価の豊富な豆腐をもっと食べてほしいという願いがこもっています。
 豆腐はどのように作られるのでしょう。大豆を煮て、水を加えて、汁をしぼります。その汁は皆さんがよく知っている「豆乳」です。しぼりかすは、「おから」です。豆乳に「にがり」を加えると、固まって豆腐になります。豆腐は大豆のタンパク質がつまった栄養満点の食べ物です。
 「あつあげ」は、「もめん豆腐」の水気を切って、高い温度の油で揚げたものです。
 「あぶらあげ」は、「もめん豆腐」を薄く切って油で揚げたものです。

2021年

12月

10日

12月10日は「大凶作を救う法律を作った日」

 1934年(昭和9年)、東北地方は米の大凶作となりました。青森県では、前年度の6割しかお米がとれませんでした。そのため、行き倒れや自殺者が増え、秋から冬にかけて悲惨な状況でした。東北本線では、汽車の窓から捨てた弁当の食べ残しを拾う子どもの姿が見られたそうです。また、青森県では身売りの婦女子が5千人を超えたと言われています。政府は12月10日に救済するための法律(政府の米を臨時に交付する法律)を出しました。
 今の日本では、想像もできないような飢えと寒さで大変な状況だったんですね。今、食べることに困らない豊かな時代になりました。ついつい、食べ物に対する感謝の気持ちを忘れそうになります。おじいちゃんやおばあちゃんが、「一粒の米も大事にしなさい」と言った意味が分かるような気がします。
                     参考資料「食の366日話題事典」

 

2021年

12月

09日

12月9日は「クジラの日」

    毎月9日は「クジラの日」です。1993年(平成5年)に制定されました。「く(9)じら」の語呂合わせです。
 日本人は、クジラをとても大切な存在としてきました。東北、近畿、九州をはじめ日本各地で、漁業の神様である「恵比寿」の化身や仮の姿として、クジラを「エビス」と呼ぶことがあるそうです。日本人は、クジラをこよいなく愛しており、日本各地に「鯨墓」と呼ばれるクジラの墓が約100個ほどあると言われています。
 数年前に千葉県の海岸にマッコウクジラが打ち上げられました。地元住民は助けようとしましたが、遠浅であったため、どうしようもなかったそうです。地元の漁業関係者は「助けられなくて残念」と話していたそうです。また、地元の幼稚園児はクジラが助かるように応援していたとのことです。みんなが見守る中、クジラは亡くなりましたが、死んだクジラを海岸近くの防風林内に手厚く埋葬したそうです。
 以前、日本人は捕鯨をし、クジラの肉を食べていましたが、同時に、死んだクジラを悼む気持ちがありました。それで、昔の日本人は、クジラの墓を作ったのではないでしょうか。千葉県の海岸に打ち上げられたクジラに対する地元住民のまなざしの中に、昔の日本人がもっていた気持ちと同じものを感じました。

2021年

12月

09日

わくわく・どきどきがいっぱいの食育 その2

   食育の絵本「いただきます・ごちそうさま」に載っていた「小麦の七変化」が面白く、なるほどと思う内容だったので紹介します。小麦は1万年以上前からある穀物です。「パン」や「うどん」になるのは知っていましたが、その他にもいろいろな物に変身することを知ってびっくりしました。
1 水で溶いて焼くと
 「好み焼き」や「クレープ」に
2 牛乳と一緒に煮ると
 「ホワイトソース」に、それから「グラタン」や「シチュー」にも変身
3 発酵させて焼くと
 「パン」に
4 こねて、のばして、焼くと
 「餃子の皮」に 
5 こねて、のばして、切ると
 「うどん」や「ひやむぎ」に
 「そうめん」に
 「ラーメン」に
 「スパゲッティ」に
 小麦は世界中の人に愛されていたからこそ、これだけの調理方法が生み出されたのでしょう。人類と小麦の歴史を調べてみると、まだまだ、おもしろいことがいくつも発見できそうです。
            参考資料 食育のえほん「いただきます・ごちそうさま」 

2021年

12月

08日

12月8日は「くだものの日」

    毎月8日は「くだものの日」で、1998年(平成10年)に設定されました。
 この日を設定したしたのは、次のような理由からです。
1 子どもたちが果物をあまり食べなくなった。
 政府の調査で世帯主が若い人は、果物をあまり食べていないことが分かったそうです。つまり、その子どもも果物をあまり食べていないと言うことになります。
2 子どもたちの中に生活習慣病が出始めた。
 食生活が変わり、ハンバーグやフライドポテトなどスナック菓子などをよく食べるようになりました。肥満など生活習慣病の予備軍の子どもが増えてきました。それを予防する効果が果物にはあるそうです。
3 ガンの予防にもなる。
 果物にはビタミC、βカロチン、食物繊維を多く含んでいて、ガンの予防になるそうです。また、果物には、血管の老化や高血圧を予防する効果もあります。そのほかにも、体の調子を整える様々な効果があるそうです。

2021年

12月

07日

12月7日は「大根だきの日」

 鎌倉時代に京都で、親鸞上人が空腹の時に、鳴滝の6人の住民が塩味で炊いた大根を振る舞いました。親鸞上人は喜び、庭のススキの穂を筆にして、十字の名号を書き付けて6人に与えました。この故事にちなんで、12月7日と8日、京都の大報恩寺で大根だきが振る舞われます。
 大根は地中海地域が原産地のアブラナ科の植物です。古代エジプトでは魔除けの野草として、古代ギリシャやローマでは薬用植物として栽培されていました。日本には12世紀ごろに伝わってきました。栽培がさかんになったのは江戸時代です。皆さん、日本各地で栽培されている大根の種類、なんと、100種類以上あるそうです。大根の生産量と消費量は、日本が世界第1位です。大根は日本の代表的な野菜なんですね。
 大根は95%が水分で、ビタミンCや食物繊維、デンプン分解酵素のアミラーゼがたっぷり含まれています。また、解毒作用のあるオキシターゼも含まれていて、ガンの予防にも有効と言われています。
 寒い冬には、おでんやほろふき大根がおいしいですね。大根を使った料理で、体も心も温かくしたいですね。
                                                                                                                                                               考資料「食育歳時記」

 

2021年

12月

07日

わくわく・どきどきがいっぱいの食育 その1

 読んでいると引き込まれていくとってもすてきな本に出会いました。小林カツ代さんの「いただきます・ごちそうさま」です。
 本を最初に開けたときに書かれている言葉がいいのです。
 「台所には わくわく、どきどきがいっぱい」
 赤いりんごをスパッと切ると、おや? 中は白い色です。
 緑と黒のしましまのスイカはどうでしょう? 
 うわぁ、きれい、中は真っ赤です!
 私は、子どもになった気持ちで、台所を見渡してみました。大人は当たり前だと思っていることでも、子どもにとっては、わくわくどきどきすることがいっぱいだなあと思いました。
 レンコン、ピーマン、トマトを切ってみました。形も色もさまざまです。自然が創り出す色や形の中には不思議がいっぱいです。においや味・・・。五感を働かせると不思議な出会いがいっぱいある台所です。
 五感にさまざまな刺激を与え、子どもの興味や関心を引き出しながら進めていく食育について書いてある本です。
 私は、理科の教員をしていたので、子どもたちが、わくわく、どきどきしながら実験や観察をやっている姿を思い出します。子どもたちがわくわくしながら、喜んで取り組む食育をやってみたいと思います。
               参考資料「食育の絵本 いただきます ごちそうさま」

 

2021年

12月

06日

12月6日「音の日」、牛の心音を聞く

 12月6日の食に関する記念日を見つけることができませんでした。「音の日」というのは、あの有名なトーマス・エジソンが蓄音機を発明したのが12月6日だったので、それを記念して設定されたそうです。
 そこで、今日は「牛の心音を聞いて感動」という話をします。松阪市立天白小学校では、「食」についての総合的な学習で、松阪牛について調べています。その中の活動の一つに「大内山ふれあい牧場」での体験活動があります。
 いいなあと思ったのは、牛の心音を聞く活動をしていることです。前に、自分の心音を聞いて、生きている実感を体験しています。そこで、今度は牛の胸に聴診器を当てて、比べてみることにしました。牛の心音を聞くことに挑戦です。トントンと鼓動する音や寄せては引き返すさざ波のような肺の音が聞こえてきます。この体験を通して、子どもたちは牛も人間と同じなんだと感動したそうです。命を感じる体験活動、いいなと思います。
 一度自分の心音を聞いてみてください。生きているという実感がわいてきます。

2021年

12月

05日

12月5日は「ノー・レジ袋の日」

 12月5日だけでなく、毎月5日を「ノー・レジ袋の日」としています。この日は2002年(平成14年)の10月5日からスタートしました。マイバックで買い物をしましょうという日です。
 レジ袋は、最も多く利用されているプラスチックの一つであるポリエチレンやポリプロピレンのフィルムが使われています。化学的に安定した物質で、安全性も高く便利なのですが、分解して土に戻ることはありません。川や海に流されていくと、川や海を汚すことになります。また、魚をはじめ海の動物がえさと間違って飲み込んでしまい、命を脅かす原因にもなります。
 
 ゴミの減量と資源の無駄遣いをなくすためにも「マイバックで買い物をしましょう」という運動が全国で起こっています。このごろは、マイバックで買い物をする人が増えているように思います。毎日が「ノー・レジ袋」になる日も近いのではないでしょうか。

2021年

12月

05日

 和食は「うま味の文化」

 「和食」がユネスコの無形文化遺産になり、和食の食文化が世界的に認められました。
「だしのうま味を伝えることは日本人の精神を守ること」というテーマで、京都大学大学院教授の伏木亨氏と筑波大学名誉教授の村上和雄氏が対談をしている記事を思い出しました。
 日本食のおいしさはの秘訣は「うま味」だそうです。この「うま味」は英語にはありません。「UMAMI」と書いて、世界の料理で重要なキーワードになっているそうです。うま味といえば、コンブの味「グルタミン酸」そして、鰹節や煮干しの味「イノシン酸」、植物と動物の両方のうま味成分があります。不思議なのが、それぞれ単独で使うより、両方を混ぜて使うと、7倍うま味が強くなるそうです。また、対談の中で伏木氏が次のように述べています。
 「日本料理の要点は素材を活かすこと。日本人と欧米人では根本的に料理に関する考えが違います。欧米人は一生かかっておいしいソースを作り、それで素材を食べるという料理学です。一方、日本人は一生かかっておいしい素材を見つけ、素材の風味を壊さないようなだしを使うことです。」
 日本人は、食物がそれぞれにもっている素材のおいしさを引き出す「だし」を工夫して料理をしています。日本人は自然にあるものを尊敬し、共存し、壊さないように生活をしてきました。和を尊ぶ文化とも言えます。それが和食として、日々の生活に根付いてきたのではないでしょうか。
                            参考資料「致知」


2021年

12月

04日

12月4日は「E.T.の日」

 食に関する記念日を見つけることができなかったので、夢のある記念日を紹介します。今日、12月4日は「E.T.の日」です。1982年(昭和57年)に映画「E.T.」が日本で公開されました。約30年前なんですね。皆さん、覚えていますか?名場面がいくつかありました。「E.T.」と子どもが人差し指の先をふれあって、心を交流する場面、よくまねをしました。自転車に乗って空を飛ぶ場面がありましたね。明るい満月をバックに飛んでいる自転車と子どもとE.T.の黒いシルエットは夢とロマンがあり、すてきでした。
 夢のある話を一つ。阿部知子博士の話です。品種改良には何十年もかかります。お米の品種である「コシヒカリ」を創り出すのに12年間かかりました。温州ミカンは自然界の突然変異でできたものですが、どのくらいの時間がかかっているかわかりません。新しい品種を阿部博士は、重イオンビームを使って3年で作ることができるそうです。今までに100以上の品種改良に成功しています。
 この夢のビームを当てて、ワカメやコンブが少しでも早く、大きく成長する品種を作ろうとしています。それは、震災の被害を受けた東北の養殖業者の人たちの支援をしたいという思いからです。夢の「重イオンビーム」で、豊かな東北の海が戻ってくる日も近いのではないでしょうか。
                                     参考資料「夢の扉」

2021年

12月

03日

1個100円の卵

   青森県のトキワ養鶏場の卵は、なんと1個100円もします。普通の卵の値段の5倍もするんです。「そんな卵だれが買うの?」と皆さんは思われるでしょう。ところが、その卵が飛ぶように売れるのです。
 卵の名前は「こめたま」と言います。この名前から想像がついた人もいると思います。ニワトリのえさにお米を与えているんです。普通は、えさとしてカロリーの高い飼料用コーン(アメリカなどの外国産)を与えているそうです。当然、脂っぽくなります。それに対してお米(飼料用)をえさとして与えると卵の味はあっさりして「和食みたいな味」がするそうです。
 それに、体にいいと言われているオレイン酸やリノレン酸の含有量がこの「こめたま」には多いそうです。ニワトリの世界も和食がいいのでしょうか。一度食べてみたいと思いませんか。
 それに、ニワトリのえさにどんどんお米(飼料用)が使われるようになれば、お米の消費量が上がり、農家の人も喜んでくれるのではないでしょうか。当然自給率も上がってきます。
                          参考資料「みやざき中央新聞」


2021年

12月

03日

12月3日は「みかんの日」「妻の日」

   11月3日と12月3日は「みかんの日」です。みかんがおいしい季節になってきました。ふつう、みかんと言えば「温州みかん」のことを言います。鹿児島県長島東町というところで、約300年前の「温州みかん」の古木が見つかっています。ここが原産地かもしれません。
 「温州みかん」がよく作られるようになってきたのは、明治時代以降だそうです。それ以前は、小みかん類の「紀州みかん」が主流だったようです。江戸時代に、みかんを江戸に運んで大儲けした紀伊國屋文左衛門の話は有名ですが、そのときに運んだみかんは、もちろん「紀州みかん」です。
 日本の「温州みかん」がカナダに輸出されるときについた名前が「クリスマスオレンジ」だそうです。みなさん、すてきなネーミングだと思いませんか。

 もう一つ大切な記念日があります。12月3日は「妻の日」です。この記念日は1995年(平成7年)に産声をあげました。設定された理由は「年の最後の月に、1年間の労をねぎらい、妻に感謝する日」です。最後の月の12月に、感謝の意味を表すサンクスの3日で、12月3日になったそうです。
 家族が安心して生活できるように、食事や洗濯、掃除など目立たないけれど、大切な仕事をしてくれている妻に感謝する1日です。今日は妻が主役の1日です。どんな方法で感謝の気持ちあらわしますか?
 ところで、「夫の日」を探しましたが、ありませんでした。

2021年

12月

02日

12月2日は「日本人宇宙飛行記念日」

 12月2日は日本人として初めて宇宙飛行に成功した日です。1990年(平成2年)、秋山豊寛さん(TBSの記者)がソユーズTM11号に乗って初めて宇宙に飛び出しました。
 食べ物についての記念日が見つからなかったので、宇宙食について書くことにします。宇宙食はチューブに入った食べ物と思っていませんでしたか?、ところが最近はいろいろな宇宙食が開発されています。日本の和食や家庭料理も「宇宙日本食」として宇宙船の持ち込み、食べることができるようになってきました。次のようなものがあります。
・毛利衛宇宙飛行士    白飯、赤飯、レトルトカレー、梅干、ようかん、ほうじ茶
・向井千秋宇宙飛行士   たこ焼き、肉じゃが、菜の花ピリ辛あえ、五目炊き込みご飯
・土井隆雄宇宙飛行士   日の丸弁当、天ぷらソバ、焼き鳥、お好み焼き、カレーラーメン
・若田光一宇宙飛行士   草加せんべい、わかめの味噌汁 
 宇宙でも、宇宙飛行士の好きな日本食を食べることができるようになってきたんですね。

2021年

12月

01日

12月1日は「いのちの日」

  今日から12月です。食育に関係した内容で、「今日は何の日」をお届けしています。食育と命は密接に関係しているので、「いのちの日」について書くことにします。
 12月1日は「いのちの日」です。それを決めたのは厚生労働省です。2001年(平成13年)、当時の厚生省が自殺防止にかかわる普及活動として設定したものです。
 自殺を予防するための「世界自殺予防デー」もあります。9月10日です。こちらは、世界保健機関(WHO)の中の国際自殺予防学会が2003年(平成15年)に定めました。
 食べる方では、12月1日は「カレー南蛮の日」です。言い換えると「カレーうどんの日」です。カレーうどんが日本に広まって100年がたつそうです。それを記念して、「カレー南蛮の日」を決めたそうです。

2021年

11月

30日

11月30日は「本みりんの日」

 11月30日は「本みりんの日」です。11(いい)30(みりん)の語呂合わせで「みりんの日」にしたそうです。また、鍋物や煮物などで、これからみりんを多く使う季節になるので、この時期に記念日を設定したのかもしれません。
 「本みりん」は、甘み、うまみ、香り、テリやツヤ等を引き出す日本の伝統的な酒類調味料です。

2021年

11月

30日

いのちいただく 感動実話 その4 (最終回)

 物語の後半の部分ですが、要約してお伝えします。
 坂本さんは、小さな女の子と子牛の「みいちゃん」に出会います。この子牛は、産まれたときから女の子と一緒に育ってきました。女の子は、子牛のみいちゃんを大事に大事にしてきました。でも、女の子の家は、この子牛のみいちゃんを売らないとお正月が越せません。女の子は「みいちゃん、ごめんねぇ」「みいちゃん、ごめんねぇ」と子牛に語りかけます。
 この光景を見た坂本さんは、この子牛を殺せなくなりました。「明日は休もう」と思いました。そのことを自分の子どものしのぶ君に話しました。しのぶ君は「心のない人がしたら、牛が苦しむからお父さんがやるほうがいい」と言います。
 翌日、坂本さんは、重い気持ちで会社に出かけます。牛舎をのぞくとあの子牛みいちゃんがいます。坂本さんは、みいちゃんに話しかけます。
「みいちゃん、ごめんよう。みいちゃんが肉にならんとみんな困るけん。動いたら急所外して、くるしむけん。じっとしとけよ。じっとしとけよ」と語りかけます。みちゃんは、じっとしています。そして、大きな目から涙がこぼれ落ちました。坂本さんは、初めて牛が涙をこぼすのを見ました。
 次の日、女の子のおじいちゃんが、みいちゃんの肉を少し分けてもらいにきました。女の子はみいちゃんの肉を食べることができません。おじいちゃんは、女の子に言います。
「みいちゃんにありがとうと言うて、食べてやらな、みいちゃんがかわいそうだろう」と言いました。女の子は「みいちゃん、ありがとう。おいしかぁ、おいしかぁ」と言って泣きながら食べました。
 私たちは、たくさんの命を、毎日いただいています。たくさんの命によって生かされていると思うと、食べ物を粗末にはできないと思いました。この話に出てくる坂本さんやしのぶ君、おじいちゃん、女の子のひとつひとつの言葉や思いから大切なものを学んだように思います。
                                                                                                                                                       「いのちをいただく」より

2021年

11月

30日

和菓子の心

2021年

11月

29日

11月29日は「いい肉の日」

  11月29日は、語呂合わせで「いい肉の日」です。見た目にもおいしい肉料理を食べましょうという日です。特に高齢者は若い時に比べると基礎代謝が低下します。1日に摂取すべき総カロリーは年齢と共に減少しますが、必要なタンパク質やカルシウムの量は若い時と比べてもあまり差がありません。
 高齢者は低栄養にならないよう、バランスよく食事をしなければなりません。特にタンパク質を得られる肉はしっかり食べてほしいという願いが「いい肉の日」にあるのではないのでしょうか。

2021年

11月

29日

 いのちいただく 感動実話 その3

  坂本さんが家で新聞を読んでいると、
 しのぶ君が帰ってきました。
 「お父さんが仕事ばせんと、みんなが肉ばたべれんとやね」
 何で急に、そんなことを言い出すのだろう、と
 坂本さんが不思議に思って聞き返すと、
 しのぶ君は学校の帰り際、
 担任の先生に呼び止められて、
 こう言われたというのです。

 「坂本、何でお父さんの仕事ば、普通の肉屋て言うたとや?」
 「ばってん、カッコわるかもん。1回、見たことがあるばってん、
  血のいっぱいついてからカッコわるかもん」
 「坂本、おまえの父さんが仕事ばせんと、
 先生も、坂本も、校長先生も、会社の社長も、肉は食べれんとぞ。
 すごか仕事ぞ」
 しのぶ君はそこまで一気にしゃべり、
 最後に
 「お父さんの仕事はすごかとやね」
 と言いました。
 その言葉を聞いて、坂本さんは、もう少し、
  仕事を続けようかなと思いました。
                                                                                                    「いのちをいただく」の本より

2021年

11月

28日

11月28日は「ニワトリの日」

   毎月28日は「ニワトリの日」です。皆さんはお気づきだと思いますが、語呂合わせで28を「ニワ」と読んで、ニワトリの日になったそうです。
 ニワトリの卵は国内の自給率がほぼ100%です。また、価格の優等生と呼ばれ、ここ30年間ぐらい物価が上がっても、卵の価格はほとんど変化していません。私が小さいときは、卵料理は、病気や遠足の時ぐらいしか食べることができない高級品でした。1960年代、子どもの好きなもの、あこがれているものとして「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉が流行しました。巨人は皆さんがよく知っている読売巨人軍です。大鵬は当時の相撲の横綱です。それに並ぶぐらい「卵焼き」の人気が高かたったのでしょう。
 それが、好きな時に、好きなだけ食べることができる時代になりました。今や国民1人当たり1日に1個卵を食べています。そんなに食べていないよと思われる方もいるのではないでしょうか。実は、プリンやお菓子、ケーキなどを通して卵を食べているんです。

 

2021年

11月

28日

いのちいただく 感動実話 その2

 坂本さんの子どもは、小学3年です。
 しのぶ君という男の子です。
 ある日、小学校から授業参観のお知らせがありました。
 これまでは、しのぶ君のお母さんが行っていたのですが、
 その日は用事があって、どうしても行けませんでした。
 そこで、坂本さんが授業参観に行くことになりました。

 いよいよ、参観日がやってきました。
 「しのぶは、ちゃんと手を挙げて発表できるやろうか」
 坂本さんは、期待と少しの心配を抱きながら
 小学校の門をくぐりました。

 授業参観は、社会科の「いろんな仕事」という授業でした。
 先生が子どもたち一人一人に
 「お父さん、お母さんの仕事を知っていますか?」
 「どんな仕事ですか?」と尋ねていました。
 しのぶ君の番になりました。
 
 坂本さんはしのぶ君に、自分の仕事について
 あまり話したことがありませんでした。
 何と答えるのだろうと不安に思っていると
 しのぶ君は、小さな声で言いました。
 「肉屋です。普通の肉屋です。」
 坂本さんは「そうかぁ」とつぶやきました。
                                                               「いのちを いただく」の本より


2021年

11月

27日

リンゴが教えてくれたこと

 奇跡のリンゴで有名な木村秋則さんのお話です。
 かつて日本には1000万人以上の農家がありました。しかし、今は260万人を切りました。また、耕作放置面積は、埼玉県と同じくらいの広さがあります。
 今、日本の農地は、弱り切っています。いい作物を作ろうとして使ってきた農薬や化学肥料が、本来元気な土の力を弱らせ、その弱った土が元気な作物を作れないという悪循環になっています。
 以前は木村さんが提唱した自然栽培は厳しい批判を受け、農家からはまったく相手にされませんでした。そこで、木村さんは、農家でない一般の人に家庭菜園づくりの指導を始めました。それは次第に実を結び、現在多くの方が自然栽培で家庭菜園を楽しんでおられるそうです。そして、ようやく全国各地で自然栽培を実践する農家の方が増え始めてきました。
 昨年は、日本で初めて自然栽培の桃が実り、出荷されました。桃は無肥料・無農薬栽培が難しいと言われてきた作物です。不可能と言われてきたことでも、努力次第で可能になることを、この桃が実証してくれました。「できない」ではなく「どうしたらできるか」をみんなで考える。そういう時代です。
 無肥料・無農薬で一生懸命に頑張っている農家を支えているのは、作物を買ってくれている消費者の皆さんです。お客さんがいるから、農家の人たちは頑張れるのです。
 TPP交渉参加で、日本の農業は大きな打撃を受けるかもしれません。しかし、作る側と買う側が手を取り合って協力していけば、この大きな壁を乗り越えられる、いや乗り越えて行かなければなりませんと、木村さんは言っています。
 今後、日本の農業が世界に誇れる農業に変わるために、自然栽培は必ず、大きな力を発揮してくれます。そして、食を通して、日本という国を世界にアピールしたいと木村さんは語っています。
                           「みやざき中央新聞」より

2021年

11月

27日

11月27日は「ツナの日」

   11月に限らず、毎月27日は「ツナの日」です。語呂合わせで、2が(ツ)、7が(ナ)からきたようです。「ツナ」と言えば、マグロですね。ツナは英語からきているようです。英語の辞書を引くと、tunaで、マグロの意味です。ツナという言葉がよく使われるのは、缶詰です。ツナ缶と呼ばれていますが、一般的には「シーチキン」(はごろもフーズの登録商標)の方がよく知られているかもしれません。

2021年

11月

27日

いのちいただく 感動実話 その1

 福岡県の助産婦・子育てアドバイザーの内田美智子先生の本「いのちをいただく」に書かれていることを紹介します。私は、内田美智子先生に何回かお会いし、講演にも来ていただきました。内田先生は、自分の体験を通して、命の大切さを教えてくれます。
 忘れられない次のようなお話があります。
 お母さんは、赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみにしていました。ところが・・・死産だったのです。お母さんはお医者さんに「一晩だけ赤ちゃんをだっこさせてください」と頼みました。
 その夜、看護師がお母さんと赤ちゃんのいる部屋をのぞいてみると・・・。母乳を吸えなくなった赤ちゃんに、お母さんは乳を指につけて飲ましているのです。そして、やさしく赤ちゃんに語りかけています。生きたくても生きられなかった命があります。だからこそ命を大切にしてほしいと、内田先生は私たちの心に語りかけます。
 
 それでは、食肉加工センターではたらく坂本さんが出会った牛のみいちゃんと一人の女の子の感動の実話を何回かに分けてお伝えします。
 
 「いのちをいただく その1」
 
 坂本さんは、食肉加工センターに勤めています。
 牛を殺して、お肉にする仕事です。
 坂本さんは、この仕事がずっといやでした。
 牛を殺す人がいなければ、牛の肉はだれも食べれません。
 だから、大切な仕事だということは分かっています。
 でも、殺される牛と目が合うたびに仕事がいやになるのです。
 「いつかやめよう、いつかやめよう」と思いながら仕事をしていました。
                                                                                                                                            「いのちをいただく」の本より


2021年

11月

26日

11月26日は「いいプルーンの日」

   毎月26日は、「プルーンの日」です。11月なので、「いいプルーンの日」どそうです。プルーンは英語名で、日本語名は「すもも」です。「西洋のすもも」をプルーンと呼ぶようです。プルーンはミネラルやビタミンをバランスよく含んでおり、古くから薬効のある果実として珍重されてきました。プルーンの主な栄養成分は葉酸とカリウムです。注目すべき成分は,アントシアニンとソルビトールです。アントシアニンは眼精疲労の回復に、ソルビトールは腸のぜん動運動に効果があり、食物繊維も多く含まれているので、便秘解消にも効果があります。貧血の人や妊娠している女性には吸収しやすい鉄分が多くあります。また、ナトリウムを排出するカリウムも含まれているので高血圧の人にも効果があります。乾燥プルーンは、生のプルーンより栄養価がぐんとアップします。なんとビタミンAは約18倍、カルシウムは約12倍になります。不思議ですね。

2021年

11月

25日

11月24日は「鰹節(かつおぶし)の日」

   11月24日は「いいふし」の語呂合わせで「鰹節(かつおぶし)の日」です。
 鰹節の技術が確立したのは室町時代です。ところが当時は、まだ今のように日持ちがするものではなかったようです。保存がきくようになったのは江戸時代です。紀州の角屋甚太郎という人が鰹をいぶして燻製(くんせい)する方法を考え出しました。続いて、同じ紀州の土佐与一という人がカツオの表面にカビを付ける方法を見つけ出しました。このことによって、表面を保護し、かなりの長期間保存ができるようになりました。
 土佐与一がこの技術を積極的に広めたので、全国に鰹節の技術が普及しました。しかし、紀州藩からは紀州独自の技術を漏らしたとして、土佐与一は追放処分になります。
 良質の保存食品となった鰹節は、「鰹」が「勝つ魚」に、「節」が「武士」に発音が似ていることから、江戸時代には武家同士の贈り物の定番となりました。
 あるとき、鰹が不漁で、鰹節が必要な数だけ確保できませんでした。大変困ってしまいましたが、ある1軒の商店が、「鰹節引換券」というものを考え出しました。いつでも好きなときに鰹節と引き替えることができるのです。その引換券のおかげで急場をしのぐことができました。
 引換券は「重いものを持ち歩かなくてもよい」「好きなときに商品にかえられる」という思わぬ効果がありました。そのため、この「鰹節引換券」を購入する人が増え、その後、今の「商品券」へと姿を変えていったそうです。商品券のルーツは「鰹節引換券」だったのです。