理事長あいさつ
2023年
3月
01日
水
弥生3月 春の足音が聞こえます
例年より暖かい日が多くなっています。3月初旬、徳島公園のモクレンのつぼみも膨らみ、ハチスカザクラも咲き始めています。ソメイヨシノも3月中旬には、美しい花をつけることでしょう。今年の小中学校の卒業式は桜の花をバックに感動的な写真が撮れることと思います。ただ、4月の入学式には桜の花が散って、ちょっと寂しくなるかな。
今年度の給食も残りわずかになりました。子どもたちの卒業や進級をを祝って、子どもたちの思い出に残る給食が提供されることでしょう。子どもたちの喜ぶ姿が見えてきます。この1年間、学校給食に関わっておいしい給食を作ってくださった皆さんにお礼を申し上げます。
理事長からのおすすめ情報
2023年
3月
31日
金
3月31日は「そばの日」
徳島では「祖谷そば」が有名です。祖谷地方で収穫されたそばで、つなぎを使わず,通常のそばに比べて麺の長さが短く、太いのが特徴です。祖谷地方は昼と夜の寒暖の差が激しく、良質のそばがとれます。
2023年
3月
30日
木
旬の魚「鯛」
鯛はきれいでおいしい魚というだけではなく、お祝い事でも重要な魚です。おめで「たい」ときは、鯛のお頭つきと言って、頭もついたその姿のまま焼き魚にしていただきます。
参考資料「日本の二十四節季・七十二候」
2023年
3月
29日
水
「雷及ち声を発す(かみなり すなわち こえをはっす)」
考資料「日本の二十四節季・七十二候」
2023年
3月
29日
水
3月30日は「みその日」
30日が「みそか」と読まれることから、毎月30日を「みその日」としました。
みそは大豆等の穀物を発酵させて作ります。みその種類や作り方は地方によってさまざまで,豆味噌、麦味噌、米味噌などがあります。
昔は各家庭で味噌を作っていました。そして、自分のみそを「手前(我が家)のみそは、とてもうまくて・・・」とお互いに自慢し合っていたことから,「手前みそ」という表現が生まれたと言われています。最近では、家庭で味噌を作らなくなり、使う味噌の量も昔に比べて減ってきました。
2023年
3月
29日
水
3月29日は「マリモの日」
マリモは球状の集合体をつくる淡水産の緑藻類です。1952年(昭和27年)に阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定され、その日を記念して3月29日を「マリモの日」としました。
マリモは,1897年(明治30年)に札幌農学校(現・北海道大学)の川上瀧彌が阿寒湖で発見し,その形から「マリモ(毬藻)」という和名をつけました。
2023年
3月
28日
火
サトイモの話 (おいもシリーズ7)
日本では、サツマイモは江戸時代から、ジャガイモは明治時代から食べられるようになりましたが、サトイモはどうだったのでしょう。実は、サトイモは、米といっしょに、あるいは、それより古く,縄文時代に南方から伝わってきたと言われています。万葉集にもサトイモのことが出ています。
サトイモは,親イモからたくさんの子イモができることから、子孫繁栄や豊作を願い、感謝する行事に,昔から使われてきました。昭和のはじめまでは、子どもたちは、七夕の短冊に願いを書くのに,サトイモの葉にころがる水を集めて墨をすったものです。
お正月のお雑煮に、もちのかわりにサトイモを入れる地方が、今でも日本各地に残っています。それは、サトイモが米の出来にくい土地の大切な作物であったなごりです。
また、関東、関西、九州では、お雑煮に、もちと一緒にサトイモを加える地域もあります。
他にもヤマイモをはじめいろいろな「おいも」があります。いつか日本や世界各地にある「おいも」についても調べてみたいと思います。一応「おいもシリーズ」は今回で終わります。
参考資料「おイモのひみつ」
2023年
3月
28日
火
3月28日は「三つ葉の日」
語呂合わせで「3(み)2(つ)8(ば)」から3月28日が「三つ葉の日」になったようです。九州から本州にかけて広く自生しています。初夏には5枚の花弁からなる白い花を咲かせます。
三つ葉は,おひたしや和え物の他,吸い物や鍋物,丼物の具として広く用いられ,味と香りを楽しむ野菜です。また,βカロテンも多く含んでいる緑黄色野菜でもあります。今が旬ですが,この頃はハウスで水耕栽培されたものが多く,いつでも食べられるようになりました。
2023年
3月
27日
月
おいものふるさと (おいもシリーズ6)
寒い土地で育つジャガイモと,暖かい土地で育つサツマイモのふるさとは,共に南米のアンデス山岳地帯です。
紀元前からアンデスの高地中腹の寒い地域では、インディオたちが、野生のジャガイモを改良して,収穫の多い品種を作り上げ、主食作物として栽培していました。
低地の暖かい地方では,メキシコ中央部から伝わってきたサツマイモを栽培していました。
サツマイモは、1492年、コロンブスの航海によって南米からヨーロッパに持ち込まれ,スペインによって,マニラ、中国、沖縄に伝わり、1609年に薩摩に伝わったと言われています。
一方、ジャガイモは,サツマイモより少し遅れてヨーロッパに伝わりました。ジャガイモははじめ、花を観賞する目的でした。そのうちに、ジャガイモが大切な食糧と見なされ、盛んに栽培されるようになりました。日本には1601年にオランダから伝えられたと言われています。盛んに栽培されるようになったのは、明治以降と言われています。
次回が最終回です。日本人が昔から食べていたサトイモの話をします。
参考資料「おイモのひみつ」
2023年
3月
27日
月
3月27日は「さくらの日」
「さくらの日」は,1992年(平成4年)に,日本さくらの会が、わが国の歴史や文化,風土と深く関わってきたさくらを通して,日本の自然や文化について,国民の関心を高めることを目的として設定されました。3月27日にしたのは,語呂合わせで3×9(さくら)=27から3月27日が「さくらの日」になりました。
さくらは,農耕の神の田神(さがみ)がいらっしゃる場所「座」(くら)をあらわしています。つまり里に下りてきた神様の居場所なのです。昔の人は,さくらの咲き具合から稲のでき具合を占ったそうです。満開が長く続くと豊作,散り方が早いと不作いわれていました。さくらの咲き具合を見ることが花見の原型とされ,宴を開き神様に捧げた名残が今日の花見になっています。
江戸時代になって,花見が盛んに行われるようになりました。花見の宴では,武士も町民も身分の差なく,桜の下で花を愛で,酒を酌み交わし,重箱に詰めた山海の珍味を味わいました。
また,さくらは,菊と共に日本を代表する食用花です。さくらの葉も塩漬けし,白身魚を包んで蒸す「桜蒸し」に使ったり,焼き菓子または,餅菓子を包む「桜もち」に使ったりしています。さくらは見て楽しみ,食べて味わう花ですね。
参考資料「食育歳時記」
2023年
3月
26日
日
旬の食べ物「桜もち」
桜の季節にもっともふさわしいおやつが桜餅です。あんこの入った桜色に色のついたお餅を桜の葉の塩漬けで包んたものです。桜の香りがほんのりして、とても幸せな気持ちになります。
参考資料「日本の二十四節季・七十二候」
2023年
3月
26日
日
3月26日は「毎週1回肉なしデーの実施を通達した日」
1941年(昭和16年)のこの日,農林省(現・農林水産省)は,東京をはじめ全国の主要都市に「毎週1回肉なしデー」の実施を通達しました。「肉なしデー」の日には肉屋の販売を中止し,料理店では肉料理を作りませんでした。
ところが、戦争のために食糧は不足し,肉の出回りは少なくなっていました。牛肉は従来の3分の1に,豚肉に至ってはほとんど無い状態でした。結局は「肉なしデー」はあってもなくても同じだったようです。
参考資料「食の366日話題事典」
2023年
3月
25日
土
サツマイモは熱によって甘くなる(おいもシリーズ5)
サツマイモは,デンプンの他に糖分が4~5%含まれています。加熱によってさらにデンプンが糖に変化します。55~75度の間で、ゆっくりと時間をかけて加熱すると、酵素が働いてサツマイモはさらに甘くなります。
電子レンジで急いで温めると,サツマイモはあまり甘くなりませんね。それは、マイクロ波の働きで内部も外部もいっぺんに温度が上がるので、酵素が十分に働く時間がなかったからです。電子レンジで加熱する場合は、「弱」でじっくりと加熱すると、甘みのあるサツマイモになります。
次回はサツマイモとジャガイモの起源を探ってみたいと思います。
考資料「おイモのひみつ」
2023年
3月
25日
土
おいもは飢餓を救う その3(おいもシリーズ4)
飢餓を救ったのは、サツマイモだけではありません。ジャガイモも人々の命を救ってきました。明治時代、北海道の開拓のために本州から渡ってきた人々の労働を支えてきたのは、寒さに強いジャガイモでした。
ヨーロッパの寒い国々でも,小麦が不作の時、人々はジャガイモで命をつなぎました。ジャガイモの生産を積極的に進めてきたドイツなどでは,ジャガイモが,人口の増加と国力の向上に貢献したと言われています。
次回は、サツマイモが甘くなる秘密をお送りします。
参考資料「おイモのひみつ」
2023年
3月
25日
土
3月25日は「散歩にゴーの日」
3(さんぽ)2(に)5(ゴー)の語呂合わせで、3月25日に決まりました。
2023年
3月
24日
金
おいもは飢餓を救う その2(おいもシリーズ3)
サツマイモは、やせた土地でも育ちます。また、手入れもあまり必要がなく、天候が不順でもある程度、収穫を得ることができます。
江戸時代の飢饉のときでも、薩摩藩ではサツマイモのおかげで餓死者が少なかったことを知った江戸の蘭学者青木昆陽は、将軍吉宗にサツマイモの栽培をすすめました。そして関東地方にサツマイモの栽培が広まりました。
やがて,サツマイモは飢饉から救ってくれる作物として、日本全国で作られるようになりました。第2次世界大戦中や、食糧不足の時代にもサツマイモは米の代用品として,人々を飢餓から救い、多くの命をつなぎました。
次回は「おいもは飢餓を救う その3」をお送りします。ジャガイモもサツマイモに負けないぐらい人のために役立っていることをお伝えします。
参考資料「おイモのひみつ」
2023年
3月
24日
金
3月24日は「連子鯛(れんこだい)の日」
2010年(平成22年)に下関漁港沖合底びき網漁業ブランド化協議会が3月24日を「連子鯛の日」決定しました。
「連子鯛の日」制定の理由は
①1185年3月24日の壇ノ浦の合戦のときに,安徳帝と共に入水した平家の女官たちが,海中であでやかな小鯛に化身し たという伝説があることから。
②春の産卵期を控え,この頃が旬で、おいしい時期を迎えるから。
2023年
3月
23日
木
おいもは飢餓を救う その1 (おいもシリーズ2)
日本人の主食はお米(ご飯)と言われていますが、昔は現在のように誰もが食べれるものではありませんでした。お米はおいしいばかりでなく、保存もきくので、税として大変価値があったのです。ただ、お米は、天候などの条件によって、その収穫量には大きな差がありました。大水や干ばつ、冷害などの天候不順や、稲の病気や虫の大発生による不作は、飢饉となって人々を苦しめました。
江戸時代の飢饉として有名な「享保の飢饉」や「天明の飢饉」がありましたが、それぞれ百万人ほどの餓死者が出たと言われています。しかし、このとき薩摩藩は他の地域よりも被害が少なかったそうです。それは、サツマイモを栽培していたからだと言われています。
どうして、サツマイモが人々の命を救ったのでしょうか。 次回の「おいも飢饉を救う その2」でお送りします。
参考資料「おイモのひみつ」
2023年
3月
23日
木
3月23日は「食生活指針10カ条を発表した日」
①食事を楽しみましょう。
②1日の食事のリズムから,すこやかな生活リズムを。
③主食,主菜,副菜を基本に,食事のバランスを。
④ごはんなどの穀物をしっかりと。
⑤野菜・果物,牛乳・乳製品,豆類,魚なども組み合わせて。
⑥食塩や脂肪は控えめに。
⑦適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。
⑧食文化や地域の産物を活かし,時には新しい料理も。
⑨調理や保存を上手にして,無駄や廃棄を少なく。
⑩自分の食生活を見直しましょう。
参考資料「食の366日話題事典」
※2001年(平成13年)1月6日に中央省庁再編に伴い文部省は、文部科学省に厚生省は厚生労働省になる。
2023年
3月
22日
水
旬の食べ物「ホタテ貝」
この時期、産卵前でおいしくなるのがホタテ貝です。タンパク質やミネラルがたくさん含まれており、栄養たっぷりの食材です。ホタテ貝は漢字で「帆立」と書きます。これは、殻が開いたときに,帆を立てた舟に似ているためです。
参考資料「日本の二十四節気・七十二候」
2023年
3月
22日
水
おいもは、すばらしい健康食品(おいもシリーズ1)
おいもシリーズをお送りしたいと思います。
最初に おいもの代表として、「サツマイモ」と「ジャガイモ」について調べてみました。
おいものいいところは、
①カリウムを含むので、体の余分な塩分を外に出します。
②食物繊維が多く、お腹の調子を整えます。
③ビタミンCは生のジャガイモが100g中に23mg,生サツマイモは100g中に30mg、トマトは100g中20mgで、トマトに負けないぐらいビタミンCがありあます。また、おいものビタミンCは加熱してもデンプンに守られ、水に流されず酸化しにくい特徴があります。
④エネルギーになる糖質はジャガイモ100g中に18g、サツマイモは100g中に30gあります。ご飯は,100g中に30gですから、ご飯に近い糖質をもっています。その上、おいもには,ご飯にはない栄養をたくさん含んでいます。例えば、サツマイモはビタミンA、ビタミンEなどがあります。
皆さんは、おいもを食べると、太ると思っていませんか。そんなことはありません。おいもは水分が多いのでエネルギーもそれほど高くないし、ビタミンなどもたっぷり含んでいます。
おいもを食べるとガスが出ますが、それはお腹の調子がいいことなんです。その証拠に、その時のガスはあまり臭わないことでもお分かりになると思います。
次回は「おいもは飢餓を救う その1」をお送りします。
参考資料「おイモのひみつ」
2023年
3月
22日
水
雀始めて巣くう(すずめ はじめて すくう)
スズメが巣を作り始めるという意味です。スズメは人間に一番なじみ深い野鳥なので、屋根の下や軒先などに巣を作り始めます。冬の枯れ草やわらを集めて,スズメが家の一部に、巣を作り始めるのがこのころです。人が生活するそばで繁殖するのは、天敵などから身を守るためだと言われています。
それで、人間が住み始めた集落には、スズメも居つき、逆に人間が離れ、集落が無人になるとスズメも見られなくなると言われています。
参考資料「日本の二十四節季・七十二候」
2023年
3月
22日
水
3月22日は「世界水の日」
1992年(平成4年)6月にブラジルで開催された地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議)で提案され,1993年(平成5年),国際連合総会で3月22日を「世界水の日」と決議されました。また、2014年(平成26年)3月20日,21日には、東京で「世界水の日記念式典」が開催されました。
わが国では,毎年8月1日を「水の日」とし,その後1週間を「水の週間」として,水資源の大切さや水資源の開発の重要性などについて考えることにしています。また、3月22日の「世界水の日」は,世界的な観点から、水の大切さや重要性について,見直す「地球と水を考える日」としています。
2023年
3月
21日
火
3月21日は「春分」
春分とは,太陽が真東からのぼり,真西に沈む日のことです。昼と夜の長さが同じになります。まっすぐに西に太陽が沈むことで、西に天国があると考えていた昔の人は、この春分の日に墓参りなどの供養をするようになりました。これがお彼岸とよばれるものです。
また、この時期は、農作物の実りを祝った祭りが,日本各地で行われます。春が本格的に訪れた喜びのしるしとして、また、作物がいっそう育っていく季節として、お祝いをするのでしょう。
春分の日、つまり昼と夜が同じ日は,年によって違います。気象庁が1年前には,次の年の春分の日を発表します。
参考資料「日本の二十四節気・七十二候」
2023年
3月
21日
火
3月21日は「卵の日」
欧米では卵は命を宿した神聖なものとして,家庭に幸せを運ぶシンボルになっていました。1989年(平成元年)に,生命が芽生える春,春分の日を「卵の日」としました。
卵は人間にとって必要な栄養分をまんべんなく含んだ「完全食品」です。特に8種類の必須アミノ酸をバランス良く含む,良質の動物性タンパク質を含んだ食品です。
しかも,産卵直後の卵は、内部が無菌状態であり,卵自身に微生物の侵入を防ぐ機能が備わっています。卵の保存性が高いのは,そのためです。価格も安定していて経済的であり,さまざまな料理に利用できるという利点もあります。
参考資料「食育歳時記」
2023年
3月
20日
月
菜種梅雨(なたねづゆ)
菜種とは菜の花・アブラナのことです。この時期には春が来るとともに、雨がよく降ります。それは、雨を降らせる前線が,日本の近くまで上がってくるからです。ちょうど菜の花が咲く時期なので「菜種梅雨」とよばれています。別名「春の長雨」とよばれることもあります。
参考資料「日本の二十四節季・七十二候」
2023年
3月
20日
月
3月20日は「サブレの日」
名前の由来は,サブレが作られたフランスの町の名前という説があります。また,サラサラとした感じから「砂で覆われた」という意味のフランス語に由来しているという説もあります。
2023年
3月
18日
土
3月18日は「山陽鉄道の三石~岡山間が開通した日」
1891年(明治24年)に3月18日に三石~岡山間が開通しました。4月25日には岡山~倉敷間が,7月14日には倉敷~笠岡間が開通しました。この鉄道の開通で岡山のモモが全国的に知られるようになりました。
参考資料「食の366日話題事典」
2023年
3月
17日
金
3月17日は「文部省が学校の給食状況を調査した日」
1922年(大正11年)のこの日付けで,文部省(現・文部科学省)は学校給食の実施状況を調査しました。この調査で学校給食を実施していたのは,全国で13校でした。内訳は秋田3校,富山1校,岐阜1校,愛知1校,三重1校,大阪1校,岡山3校,広島2校でした。秋田県の高梨尋常高等小学校の給食は、1人あたり、白米1合5勺,漬け物,塩,みそ等でした。1食分は約5銭5厘でした。
参考資料「食の366日話題事典」
2023年
3月
16日
木
3月16日は「十六団子の日」
田の神様が山から戻って来る日です。東北地方では団子を16個供えて神様をお迎えします。また,10月16日には神様が山に帰ります。同じように団子を供えます。
2023年
3月
15日
水
3月15日は「オリーブの日」
1950年(昭和25年)3月15日に昭和天皇が小豆島に「平和と繁栄」の願いを込めて,オリーブの種をお手蒔きになられたことを記念して,この日を「オリーブの日」と制定しました。
小豆島オリーブ公園では、3月15日近くになると、記念行事がたくさん行われます。
2023年
3月
15日
水
旬のおやつ「ぼたもち」
秋には「ぼたもち」のことを「おはぎ」とよびます。これは秋に咲く「萩」の花に似ているからです。
参考資料「日本の二十四節気・七十二候」
2023年
3月
14日
火
3月14日は「ホワイトデー」
バレンタインデーにチョコレートをもらった男性がお返しの意味を込め,「3月14日にキャンディーを贈ろう」と全国飴菓子工業協同組合がホワイトデーを定めました。そして,第1回ホワイトデーが1980年(昭和55年)3月14日に誕生したのです。
ホワイトデーは「ホワイトは純粋のシンボル。ティーンのさわやかな愛にぴったり」という考えのもとに名付けられました。
ホワイトデーを3月14日に定めたのは,3世紀のローマで恋愛結婚の禁止令に触れた若い男女がバレンタイン神父に救われ,神父が殉教(2月14日)した1か月後のこの日に、この男女が永遠の愛を誓い合ったことに由来しています。
2023年
3月
13日
月
3月13日は「サンドイッチの日」
皆さんもご存じと思いますが,サンドイッチの語源は今から200年ほど前のイギリスの海軍大将,ジョン・M・サンドイッチ伯爵の名前からきていると言われています。サンドイッチ伯爵は、トランプ好きで,食事の時間も忘れて、トランプに熱中していました。しかし,お腹は空くものです。食事をしながらトランプができないものかと考えて,思いついたのが、パンの間におかずを挟んで食べることでした。
このようにパンの間に挟む食べ方は,古代ローマやアラビアにもあったと言われています。
2023年
3月
12日
日
食べ物の不思議「カレー」
カレーは給食の人気メニューです。日本ではカレーと言えば「カレーライス」をさし、現在、国民食と言われるほど普及しています。
さて、カレーと言えばインドのイメージがありますが、日本にカレーが伝わってきたのは、明治維新(1868年)後です。それもイギリスからです。
もとは,熱帯地方の人々が肉の臭みを消すためと食欲増進のために考えた料理です。インドでは,左手の指3本で食べます。さらっとしたカレーが18世紀後半,イギリスに伝わり、スプーンを使うようになりました。
これが日本に伝わり,新宿の中村屋が骨付きのチキンカレーを売り出し,大評判になりました。カレールーは日本人の発明です。
参考資料「食べ物クイズ110」
2023年
3月
12日
日
食べ物の不思議「祝いの日に赤飯」
結婚式や誕生日,卒業式などお祝いの時に赤飯を食べますが,どうしてでしょう?
大昔の人は、赤い色は生命力を強めると信じていました。古代の人は、赤米で赤飯を炊きました。平安時代には.正月15日に「小豆がゆ」を炊いて神様に供えました。江戸時代には、喜びの日に赤飯を炊きました。赤飯は、弾力性と粘りあるもち米が使われます。小豆と米を一緒に食べると、ビタミンの効果が増します。
参考資料「食べ物クイズ110」
2023年
3月
12日
日
3月12日は「日魯株式会社(現マルハニチロ)設立の日」
1914年(大正3年)のこの日に、北洋のマス・サケ漁業を目的とした日魯株式会社が函館に設立されました。その前年には、日本で初めて衛生(サニタリー)缶を使用した本格的な缶詰機械を設置し,サケ・マス缶詰を大量生産をしています。
参考資料「食の366日話題事典」
2023年
3月
11日
土
食べ物の不思議「ビールにエダマメ」
ビールにはエダマメが付きものです。当たり前のように食べていますが、なぜ、ビールにはエダマメなのでしょうか?その秘密にせまります。
エダマメというのは、大豆になる前の豆です。タンパク質,ビタミンB1,B2,カルシウム,食物繊維を多く含んでいます。大豆にはないビタミンAやCも含んでいます。エダマメのタンパク質に含まれるメチオニンは,ビタミンと一緒になってアルコールの分解を助け,肝臓を守ってくれます。だから、ビールなどのお酒のあてにいいんですね。夏バテや風邪を防ぐことができる夏が旬の食べ物です。
参考資料「食べ物クイズ110」
2023年
3月
11日
土
3月11日は「上杉鷹山が亡くなった日」
1822年のこの日に,「一汁一菜」の倹約家と言われた上杉鷹山が亡くなりました。鷹山は、米沢藩の財政を立て直したことで有名です。
また、鷹山は冬のタンパク源として、鯉の養殖を奨励しました。米沢の雪解けの水と冬の厳しい寒さのため,鯉の身が引き締まり,泥臭さが無く,あらい,鯉こく、甘煮など,どれをとってもおいしくいただくことができるそうです。今や米沢鯉は山形県(米沢)の名物になっています。
参考資料「食の366日話題事典」
2023年
3月
10日
金
旬の野菜「新タマネギ」
この時期にとれるタマネギは「新タマネギ」とよばれ,甘くてみずみずしいのが特徴です。切ると涙が出るタマネギの成分は、硫化アリルとよばれるものです。これは、胃の働きを活発にします。胃にもたれる肉類にタマネギがよく付け合わせになっているのは、そのためです。
参考資料「日本の二十四節気・七十二候」
2023年
3月
10日
金
食べ物の不思議「ホウレンソウ」
昔、ポパイがホウレンソウを食べると、元気モリモリになり、悪者を退治するというマンガがありました。ポパイのように強くなりたいと思い、苦手なホウレンソウを頑張って食べた子どももいたのではないでしょうか。
何となくホウレンソウには栄養があるとは分かりましたが、おいしく食べられる旬はいつだと思いますか?
その答えは冬です。ホウレンソウは冬の野菜なんです。夏に比べると、カロテンは1.5倍,ビタミンC,B1,B2は約3倍です。他に鉄分や銅,葉酸,食物繊維も多いので、貧血気味の人,女性,便秘がちの人,病人には良い食べ物です。葉の緑が濃く厚みのあるもの,根本が赤く切り口が新鮮なものがいいでしょう。
参考資料「食べ物クイズ110」
2023年
3月
10日
金
3月10日は「砂糖の日」
語呂合わせで,3(さ),10(とう)で3月10日になりました。砂糖の優れたはたらきを見直す日です。
砂糖は,サトウキビやテンサイ(サトウダイコン)などから作られる甘味料です。日本には,854年に鑑真和尚が薬として、黒砂糖を伝えたと言われています。大変貴重な物でした。室町時代には,砂糖は中国から輸入され,茶の湯の発達と共に,菓子も盛んに作られるようになりました。
江戸時代には長崎を通じて砂糖は輸入されましたが,ぜいたく品で庶民にとっては貴重品でした。1726年,8代将軍徳川吉宗によって本格的に砂糖を製造するようになりました。今のような白い砂糖を作るのに初めて成功したのは,1751年で,作った人は平賀源内でした。砂糖が一般に普及したのは明治以降で,砂糖は文化のシンボルでした。
砂糖1gで4キロカロリーのエネルギー源になります。特に砂糖のもとになっているブドウ糖は脳が必要とする唯一のエネルギー源です。人の脳は安静にしているときでも1日に120gブドウ糖が必要です。砂糖は脳のエネルギー源になり,集中力・記憶力を高め,脳の老化防止やストレス解消のはたらきがあります。ただ,取りすぎには注意が必要です。
参考資料「食育歳時記」
2023年
3月
09日
木
3月9日は「雑穀の日」
雑穀とは、一般的に「米・麦以外の穀物」と定義されています。雑穀にはビタミン類や食物繊維などが豊富に含まれています。雑穀の栽培が始まる少し前のこの時期に雑穀のすばらしさを皆さんに、知ってもらおうというねらいもあります。
2023年
3月
08日
水
食べ物の不思議「イヌイットの食事」
寒いアラスカに住むイヌイットは,野菜のかわりにアザラシの肉を食べています。肉だけ食べてどうして病気にならないのでしょう。
アザラシは、海草やイワシなどを食べるので,内臓には,海草に含まれるビタミン,ヨード,鉄分などがあります。肉には,イワシに含まれるエイコサペンタエン酸(EPA)という血液をさらさらにする成分があります。アザラシを残さず食べるイヌイットは、野菜を食べるのと同じになり,心筋梗塞や病気にならないのだそうです。
参考資料「食べ物クイズ110」
2023年
3月
08日
水
3月8日は「ミツバチの日」
「ミツ(3),バチ(8)」の語呂合わせでミツバチの日に制定されました。全国の養蜂業者は、この時期,鹿児島県大隅半島で菜の花の蜜を採取します。4~5月になると,レンゲ,ミカンの花の蜜を,6~7月にはアカシアの花の蜜を求めて,全国を移動します。
ミツバチの集めたハチミツは主成分が単糖類なので、ビタミンB1の助けをかりなくてもエネルギー源として働くため、疲れを取る即効性に優れています。
このほか3月8日は「サヤエンドウの日」や「サバの日」でもあります。最盛期を迎える「おいしいサヤエンドウ」や「缶詰のサバ」を取り入れた夕食を食べてみるのもいいですね。「サバの缶詰」の汁を熱湯で溶かし,ネギを添えると,おいしいサバのスープになるそうです。試してみてはどうでしょうか。
参考資料「食の366日話題事典」
2023年
3月
07日
火
食べ物の不思議「もってのほか」
キクの花です。その語源は「天皇のキクのご紋の花びらを食べるとは,もってのほか」とか「もってのほかおいしい」ということからつけられたと言われています。しゃきしゃきとした歯ごたえ、ほのかな香り、甘くほろ苦い味・・・。キクの花びらを食べる習慣は,江戸時代から始まったと言われています。
今では70種類以上あります。花びらを酢の物,天ぷら,汁物,つけものなどにします。蒸して乾かしたものを売っています。香りと歯触りを楽しみます。
参考資料「食べ物クイズ110」
2023年
3月
07日
火
蒸しショウガの作り方
次の手順で作っていきます。
①ひねショウガ(しばらく貯蔵していたもの)を買います。
古い方が薬効が高いのです。
②ショウガを1mmくらいの厚さにスライスします。
皮のすぐ下に薬効成分があるので,表面の汚れだけを水洗いします。縞模様にそってスライスします。
③ショウガを耐熱皿に入れ,オーブンを80度にセットして約1時間加熱します。
干からびた感じになったら完成です。オーブンがないときは,シリコンスチーマに入れ,電子レンジで小刻みに加熱具合をチェックしながら5~6分加熱します。
その他には,蒸し器で30分くらい蒸した後で,乾燥させてもかまいません。
④ショウガが十分に乾燥したら仕上がりです。
天日干しか室内干しで完全に乾燥させます。電子レンジでの乾燥は絶対にしないようにしてください。乾燥したショウガが燃える可能性が非常に強く危険だからです。
⑤容器に入れて保存します。
粉砕したり,細かく刻んで保存します。フードプロセッサーや小型ミキサーがあれば便利です。粉末にしたショウガは湿気を呼びやすいので、カビが生えないよう注意して保存します。乾燥剤を一緒に入れておくとよいでしょう。
⑥いろいろな料理や飲み物に入れて使います。量は自由です。
紅茶,味噌汁,ヨーグルト,お鍋など,何にでも入れて使うことができます。ショウガはアメリカのFDA(アメリカ食品医薬局)が「いくら食べても大丈夫な、危険でないハーブ」と発表しています。
蒸しショウガ食べて,「血糖値が下がった」「血圧が下がった」「体重が減った」「疲れにくくなった」「糖尿病や花粉症が改善した」という声があるそうです。蒸しショウガで,血流を盛んにし,代謝を上げ,免疫力をアップしてはどうでしょうか。
参考資料「致知」
2023年
3月
07日
火
3月7日は「メンチカツの日」
関東では「メンチカツ」,関西では「ミンチカツ」と呼ぶことが多いそうです。語呂合わせで,3(ミ)と7(シチ)で「ミンチ」と読ませて,この日を設定したそうです。
また,このシーズンは受験の真っ只中です。受験生には縁起が良くてボリューム満点のメンチカツ(ミンチカツ)を食べてもらい,受験に勝ってほしいという願いもこもっています。
メンチカツの由来は、明治時代に東京・浅草の洋食店が「ミンスミートカツレツ」として販売したのが起源とされています。
2023年
3月
06日
月
旬の食べ物「わらび」
この時期に旬なのが,山で採れる山菜です。その中でも,代表的なのが「わらび」です。
食べるときには,あく抜きして、えぐみをとって食べます。おひたしにしてもソバに入れてもおいしいですね。
考資料「日本の二十四節気・七十二候」
2023年
3月
06日
月
食べ物の不思議「大地のリンゴ」
フランス語では,ジャガイモのことを大地のリンゴ(ポム・ドゥ・テール)と言います。ジャガイモにはリンゴの32個分のビタミンCが含まれています。リンゴに似て,カリウムとペクチンが多く含まれています。ジャガイモには、その昔、ヨーロッパの飢饉を救った歴史があります。
皮ごとゆでてから調理すると栄養や風味が残ります。粉ふきいもや肉じゃがには,よく熟した男爵系のイモが合います。炒め物には,崩れにくいメークインを使います。 芽や緑の皮には毒(ソラニン)があるので,取り除きましょう。光が当たると皮が緑色になるので、新聞紙などに包んで冷暗所に保存します。また、リンゴと一緒に入れておくと,芽が出にくくなるそうです。
参考資料「食べ物クイズ110」
2023年
3月
06日
月
3月6日は「新横浜ラーメン博物館がオープンした日」
1994年(平成6年)のこの日に,新横浜ラーメン博物館はオープンしました。フードをテーマパークにした博物館です。この博物館の成功は,全国各地で展開されているフードテーマパークの誕生の推進力の1つになりました。
このラーメン博物館の1階は,プロローグゾーンです。ここはラーメンに関する展示と物品販売コーナーです。地下は昭和33年の下町を再現したつくりになっています。メインは地下1階と地下2階の体験ゾーンです。有名なラーメン店が出店していて,全国各地のラーメンを食べることができます。この他,駄菓子や喫茶店,飲み屋街,ミュージアムショップなどがあります。楽しそうですね。