理事長あいさつ

2017年

4月

01日

「平成29年度を迎えて」

                       公益財団法人徳島県学校給食会
                         理事長     多 田 耕 造

 平成29年度がスタートしました。皆さんの温かいご支援やご協力によって,本会も公益財団法人として5年目を迎えようとしています。ありがとうございます。

続きを読む

理事長からのおすすめ情報

2017年

12月

18日

12月18日は「平賀源内が亡くなった日」

 平賀源内と言えば、皆さんが一番に思い出すのが、「エレキテル」でしょうか。そのほかにも、石綿で作った燃えない布や寒暖計、万歩計などを作っています。とにかく、いろいろなことに挑戦し、たくさんの発明をしました。
 実は、食育に関することも行っているのです。「土用の丑の日にウナギを食べると夏ばてしない」と言い出したのは、平賀源内なんです。また、サトウキビの栽培方法や製糖方法を教え、砂糖が世の中に多く出回るようになりました。そのおかげで和菓子など、その後の食文化にも大きな影響を与えたと言われています。
                        参考資料「食の366日話題事典」

2017年

12月

17日

12月17日は「いなりの日」

    毎月17日は「いなりの日」です。日本の食文化でみんなに親しまれている「いなり寿司」、それを広めるために制定されたと言われています。記念日によくある語呂合わせで「いなりのい~な」で毎月17日になったようです。
 「いなり寿司」の始まりは天明の大飢饉の時に,油揚げの中に,ご飯の代わりに「おから」をつめたものを屋台で売ったのが始まりだと言われています。
 油揚げのことを関東では「いなり」、関西では「きつね」と呼んでいるようです。関西では「きつね寿司」、うどんの場合も「きつねうどん」と言っていることが多いですね。いなり寿司の油揚げの形も、関西と関東では違います。関西では三角形が多いのに対して、関東では四角形が多いようです。

2017年

12月

17日

納豆の秘密をさぐる その3

   納豆菌は、胃酸で死なずに、なぜ腸まで届くのでしょうか。
 納豆菌の大きさは3ミクロン(1000分の3ミリ)ぐらいの大きさです。納豆菌は空気とエサになる植物性タンパク質があり、10度から65度ぐらいの間の温度で活動するそうです。では、その条件がそろわなければ,死んでしまうのでしょうか。
 納豆菌は,悪い条件になると,胞子の状態になって生き残るらしいのです。100度やマイナス20度の状態でも生きることができるそうです。すごい生命力です。もちろん、胃酸のすごい酸の中でも,胞子の形になって生き延びます。そして、腸に達したとき、納豆菌は活動を開始します。あっという間に納豆菌は繁殖して、各種酵素やビタミン類を作り出します。また、腸内にいる善玉乳酸菌が増える手助けもします。
 納豆のパワーはすごいですね。
                     参考資料「納豆はただものではない」

2017年

12月

16日

12月16日は「天明の大飢饉のために節約令が出た日」

 1783年(天明3年)の今日、幕府は大飢饉のために、7年間の節約励行を発しました。三大飢饉の一つ、天明の大飢饉(1783年~87年)が起こったからです。
 江戸時代には、地震や洪水、火山の爆発、天候不順などで、凶作や飢饉になりました。特にひどかったのが、「享保」「天明」「天保」の飢饉で、三大飢饉と呼ばれています。
 「享保」の飢饉は、長雨と害虫の大発生が西日本一帯にひろがり、飢えた人は、200万人にもなったと言われています。
 「天明」の飢饉は、長雨と浅間山の噴火、冷害、水害によって起こった全国的な飢饉でした。特に東北地方は深刻でした。餓死者は仙台藩だけで、30万人いたと言われています。
 「天保」の飢饉は、洪水や冷害などの全国的な飢饉でした。大阪では、皆さんも知っている「大塩平八郎の乱」が起こりました。日本各地で、百姓一揆が起こっています。
 今は、何十万人もの餓死者が出るようなありません。今の幸せを感謝しなければと思います。
                       参考資料「食の366日話題事典」

 

2017年

12月

15日

12月15日は「食堂車が登場した日」

  1901年(明治34年)の12月15日に、東海道線の新橋~神戸間の急行に食堂車(定員28名)が初めて登場しました。料理は精養軒の洋食で1皿が今のお金で1000円~1500円ぐらいしました。駅弁(幕の内)が1200円ぐらいでした。「汽車の中に料理屋ができた」と評判になったそうです。
                         「食の366日話題事典」より

2017年

12月

15日

納豆の秘密をさぐる その2

   この前は、「納豆の歌」についてお伝えしましたが、今日は「納豆の効果」について書いてみます。ゆでた大豆が,発酵して納豆になると栄養価が上がってくるそうです。納豆のいいところは次のようなところです。
その1 頭のはたらきをよくします
  脳のはたらきをよくするレシチンを多く含みます。
その2 骨を丈夫にします
  カルシウムも含まれています。納豆の良質のタンパク質やビタミンK₂がカルシウムの吸収をよくします。
その3 血管を丈夫にします
  高タンパク質なのに、コレステロールが0に近いので、血管を丈夫にするはたらきがあります。
その4 病気を予防します
  納豆菌が腸内細菌のバランスを整えます。納豆菌はサルモネラ菌やO157などの病原菌の活動を抑えるはたらきがあります。
その5 体の調子をよくします
  肝臓の働きを活発化して,疲労回復にも効果があります。
その6 血栓を溶かし、血圧を下げます
  納豆の酵素は血栓を溶かすはたらきがあり、脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果があります。また、納豆には、血圧を下げる作用もあります。納豆に含まれているカリウムが余分なナトリウムを排出し、血圧を安定させます。
  このほかにも「がんを予防するはたらき」などたくさんいいところがあります。納豆はまさに健康食品と言えるのではないでしょうか。「ゆでた大豆」と「わらの中の納豆菌」から創り出した「納豆」は、日本人が見つけ出したすばらしい食品だと思います。
 次回は、「納豆菌」が胃酸で死なずに、なぜ腸まで届くことができるのでしょうか。その秘密にせまりたいと思います。

2017年

12月

14日

12月14日は「ひよこの日」

 毎月、14日、15日は「ひ(1)、よ(4)、こ(5)」の日です。語呂合わせで決まりました。皆さんの中には、東京のお土産として「ひよ子まんじゅう」を買った人もいるのではないでしょうか。ひよ子饅頭の発祥の地は、福岡県飯塚市なんです。その福岡県の「ひよ子まんじゅう」の本店が、店がPRをかねて「ひよこの日」を制定したそうです。今や「ひよ子まんじゅう」は、今や東京のお土産で有名になってしまいました。
 福岡県で生まれたお菓子ということを知らない人が、東京のお土産として、福岡県の人に贈ってしまったそうです。あとで、そのことがわかり困ってしまったという実話もあるそうです。

2017年

12月

13日

12月13日は「ビタミンの日」

 12月13日を「ビタミンの日」に決めたのは、2000年(平成12年)です.
なぜ、12月13日を「ビタミンの日」と決めたのでしょう。その理由は、鈴木梅太郎博士が「オリザリン」(ビタミンB1)を米ぬかから発見し、学会で発表した日が12月13日だったからです。「オリザリン」は、当時難病だった「脚気」の特効薬になるのですが、農家出身の農化学者が、そんな大きな発見をするわけがないと認められませんでした。
 1年後、医学者カシミール・フランクが「オリザリン」と同じ成分を発見し、「ビタミン」と名付けました。世界的には、フランクが最初の発見者となり、「ビタミン」という言葉が広まりました。もし、鈴木梅太郎博士の発見が日本の学会で認められ、世界の学会で発表していたら、第1発見者として「ビタミン」は「オリザリン」と現在よばれていたかもしれません。

2017年

12月

13日

 納豆の秘密をさぐる その1

 「納豆は体によい発酵食品」と言われています。私も最初は苦手でしたが、今は、毎朝食べています。「納豆のすばらしさ」の秘密について調べたいと思ったとき、「納豆はただものではない!」という本に出合いました。読んでいく内に、納豆の魅力に引き込まれていきました。いくつか紹介したいと思います。
 まずは、「納豆の歌」です。この歌は振り付けもあり、この歌に併せて踊っていたようです。歌の題が「てもても音頭」といいます。一番から四番まであり、一番の歌詞は、
 かわいいあの子は 納豆が好きと
 小声でつぶやき うつむいた あーそれそれ
 肩にと手をかけ こちらもいうた ちょいと
 そなたも好きなら 私も好き 私も好き
 そーれ
 てもてもとっても よか音頭
 唄いはやして おどりゃんせ
 それ おどりゃんせ
 
 昭和37年に「全国納豆まつり」が開催され、その時のテーマソングだったようです。今から約50年前です。日本人が見つけたすばらしい発酵食品の一つが納豆です。その魅力をお伝えしたいと思います。
                      参考資料「納豆はただものではない!」

2017年

12月

12日

12月12日は「豆腐の日」

 毎月、12日は豆腐の日です。「とう(10)ふ(2)」の語呂合わせで、1993年(平成5年)に制定されました。栄養価の豊富な豆腐をもっと食べてほしいという願いがこもっています。
 豆腐はどのように作られるのでしょう。大豆を煮て、水を加えて、汁をしぼります。その汁は皆さんがよく知っている「豆乳」です。しぼりかすは、「おから」です。豆乳に「にがり」を加えると、固まって豆腐になります。豆腐は大豆のタンパク質がつまった栄養満点の食べ物です。
 「あつあげ」は、「もめん豆腐」の水気を切って、高い温度の油で揚げたものです。
 「あぶらあげ」は、「もめん豆腐」を薄く切って油で揚げたものです。

2017年

12月

11日

12月11日は「沢庵禅師の命日」

  皆さんもよく知っている「たくわん漬」を考え出した沢庵禅師が亡くなったのが、1645年の12月11日でした。たくわん漬は大根をよく乾かして、ぬかと塩とで漬けたもので、ぬかが発酵して、大根に特別の味と色がつきます。昔は、ぬかは容易に手に入らなかったそうです。そのため、たくわん漬は貴重な漬け物でした。

2017年

12月

11日

わくわく・どきどきがいっぱいの食育 その3

   野菜の食べ方について考えてみましょう。なんとなく食べている野菜ですが、「野菜のどこを食べているの?」と聞かれたら、子どもたちはどう答えるでしょう。
 小学校3年生で、植物は「根」「茎」「葉」からできていいることを学習します。また、時期が来ると花が咲き、実ができることも小学校の時に学習します。
 でも、野菜のどこを食べているのか、知らずに食べていることが多いのではないでしょうか。学校で理科の授業や生活科、総合的な学習等で栽培した野菜を使った調理実習をすると、残さずに食べることが多いですね。小さな学校なら、給食に自分たちで作った野菜を使っているところもあるでしょう。栽培活動を通して、野菜に愛着や親しみを覚えると、野菜好なる子が増えると言われています。
 栽培活動をしなくても、野菜をもっと知ることによって、野菜が好きになるのではないかと思います。「食べる前の野菜の姿」や「栽培されている様子」「栽培した人の声」「野菜の命が自分たちの命をどう育んでいるか」、それを野菜が語る、そんな食育の授業ができると楽しいだろうなあと思います。
 ①葉っぱを食べる(キャベツ、レタス、サラダ菜、ホウレンソウ、シュンギク等)
 ②茎を食べる(タケノコ等)
 ③実を食べる(カボチャ、キュウリ、トマト、ナスビ等)
 ④根を食べる(ゴボウ、ニンジン、ダイコン等)
 ⑤花やつぼみを食べる(カリフラワー、ブロッコリー、菜の花等)

 野菜のどこがおいしく食べられるのか、昔の人はいろいろ工夫して料理をしてきたんですね。きっと野菜をよく知って、親しみ、野菜が好きだったから、野菜のいいところを引き出したおいしい料理を生み出すことができたのではないかと思います。

※ 根菜の中には、本当は、根でなく、地下茎のものがあります。
  先端に芽があるものは地下茎で、先端が細い根で終わっているのは根です。
  地下茎はジャガイモ、レンコン、キクイモ等です。
  根はサツマイモ、ニンジン、ダイコン、ゴボウ等です。

                    参考資料 「いただきます ごちそうさま」

2017年

12月

10日

12月10日は「大凶作を救う法律を作った日」

 1934年(昭和9年)、東北地方は米の大凶作となりました。青森県では、前年度の6割しかお米がとれませんでした。そのため、行き倒れや自殺者が増え、秋から冬にかけて悲惨な状況でした。東北本線では、汽車の窓から捨てた弁当の食べ残しを拾う子どもの姿が見られたそうです。また、青森県では身売りの婦女子が5千人を超えたと言われています。政府は12月10日に救済するための法律(政府の米を臨時に交付する法律)を出しました。
 今の日本では、想像もできないような飢えと寒さで大変な状況だったんですね。今、食べることに困らない豊かな時代になりました。ついつい、食べ物に対する感謝の気持ちを忘れそうになります。おじいちゃんやおばあちゃんが、「一粒の米も大事にしなさい」と言った意味が分かるような気がします。
                     参考資料「食の366日話題事典」

 

2017年

12月

09日

12月9日は「クジラの日」

    毎月9日は「クジラの日」です。1993年(平成5年)に制定されました。「く(9)じら」の語呂合わせです。
 日本人は、クジラをとても大切な存在としてきました。東北、近畿、九州をはじめ日本各地で、漁業の神様である「恵比寿」の化身や仮の姿として、クジラを「エビス」と呼ぶことがあるそうです。日本人は、クジラをこよいなく愛しており、日本各地に「鯨墓」と呼ばれるクジラの墓が約100個ほどあると言われています。
 数年前に千葉県の海岸にマッコウクジラが打ち上げられました。地元住民は助けようとしましたが、遠浅であったため、どうしようもなかったそうです。地元の漁業関係者は「助けられなくて残念」と話していたそうです。また、地元の幼稚園児はクジラが助かるように応援していたとのことです。みんなが見守る中、クジラは亡くなりましたが、死んだクジラを海岸近くの防風林内に手厚く埋葬したそうです。
 以前、日本人は捕鯨をし、クジラの肉を食べていましたが、同時に、死んだクジラを悼む気持ちがありました。それで、昔の日本人は、クジラの墓を作ったのではないでしょうか。千葉県の海岸に打ち上げられたクジラに対する地元住民のまなざしの中に、昔の日本人がもっていた気持ちと同じものを感じました。

2017年

12月

09日

わくわく・どきどきがいっぱいの食育 その2

   食育の絵本「いただきます・ごちそうさま」に載っていた「小麦の七変化」が面白く、なるほどと思う内容だったので紹介します。小麦は1万年以上前からある穀物です。「パン」や「うどん」になるのは知っていましたが、その他にもいろいろな物に変身することを知ってびっくりしました。
1 水で溶いて焼くと
 「好み焼き」や「クレープ」に
2 牛乳と一緒に煮ると
 「ホワイトソース」に、それから「グラタン」や「シチュー」にも変身
3 発酵させて焼くと
 「パン」に
4 こねて、のばして、焼くと
 「餃子の皮」に 
5 こねて、のばして、切ると
 「うどん」や「ひやむぎ」に
 「そうめん」に
 「ラーメン」に
 「スパゲッティ」に
 小麦は世界中の人に愛されていたからこそ、これだけの調理方法が生み出されたのでしょう。人類と小麦の歴史を調べてみると、まだまだ、おもしろいことがいくつも発見できそうです。
            参考資料 食育のえほん「いただきます・ごちそうさま」 

2017年

12月

08日

12月8日は「くだものの日」

    毎月8日は「くだものの日」で、1998年(平成10年)に設定されました。
 この日を設定したしたのは、次のような理由からです。
1 子どもたちが果物をあまり食べなくなった。
 政府の調査で世帯主が若い人は、果物をあまり食べていないことが分かったそうです。つまり、その子どもも果物をあまり食べていないと言うことになります。
2 子どもたちの中に生活習慣病が出始めた。
 食生活が変わり、ハンバーグやフライドポテトなどスナック菓子などをよく食べるようになりました。肥満など生活習慣病の予備軍の子どもが増えてきました。それを予防する効果が果物にはあるそうです。
3 ガンの予防にもなる。
 果物にはビタミC、βカロチン、食物繊維を多く含んでいて、ガンの予防になるそうです。また、果物には、血管の老化や高血圧を予防する効果もあります。そのほかにも、体の調子を整える様々な効果があるそうです。

2017年

12月

07日

12月7日は「大根だきの日」

 鎌倉時代に京都で、親鸞上人が空腹の時に、鳴滝の6人の住民が塩味で炊いた大根を振る舞いました。親鸞上人は喜び、庭のススキの穂を筆にして、十字の名号を書き付けて6人に与えました。この故事にちなんで、12月7日と8日、京都の大報恩寺で大根だきが振る舞われます。
 大根は地中海地域が原産地のアブラナ科の植物です。古代エジプトでは魔除けの野草として、古代ギリシャやローマでは薬用植物として栽培されていました。日本には12世紀ごろに伝わってきました。栽培がさかんになったのは江戸時代です。皆さん、日本各地で栽培されている大根の種類、なんと、100種類以上あるそうです。大根の生産量と消費量は、日本が世界第1位です。大根は日本の代表的な野菜なんですね。
 大根は95%が水分で、ビタミンCや食物繊維、デンプン分解酵素のアミラーゼがたっぷり含まれています。また、解毒作用のあるオキシターゼも含まれていて、ガンの予防にも有効と言われています。
 寒い冬には、おでんやほろふき大根がおいしいですね。大根を使った料理で、体も心も温かくしたいですね。
                                                                                                                                                               考資料「食育歳時記」

 

2017年

12月

07日

わくわく・どきどきがいっぱいの食育 その1

 読んでいると引き込まれていくとってもすてきな本に出会いました。小林カツ代さんの「いただきます・ごちそうさま」です。
 本を最初に開けたときに書かれている言葉がいいのです。
 「台所には わくわく、どきどきがいっぱい」
 赤いりんごをスパッと切ると、おや? 中は白い色です。
 緑と黒のしましまのスイカはどうでしょう? 
 うわぁ、きれい、中は真っ赤です!
 私は、子どもになった気持ちで、台所を見渡してみました。大人は当たり前だと思っていることでも、子どもにとっては、わくわくどきどきすることがいっぱいだなあと思いました。
 レンコン、ピーマン、トマトを切ってみました。形も色もさまざまです。自然が創り出す色や形の中には不思議がいっぱいです。においや味・・・。五感を働かせると不思議な出会いがいっぱいある台所です。
 五感にさまざまな刺激を与え、子どもの興味や関心を引き出しながら進めていく食育について書いてある本です。
 私は、理科の教員をしていたので、子どもたちが、わくわく、どきどきしながら実験や観察をやっている姿を思い出します。子どもたちがわくわくしながら、喜んで取り組む食育をやってみたいと思います。
               参考資料「食育の絵本 いただきます ごちそうさま」

 

2017年

12月

06日

12月6日「音の日」、牛の心音を聞く

 12月6日の食に関する記念日を見つけることができませんでした。「音の日」というのは、あの有名なトーマス・エジソンが蓄音機を発明したのが12月6日だったので、それを記念して設定されたそうです。
 そこで、今日は「牛の心音を聞いて感動」という話をします。松阪市立天白小学校では、「食」についての総合的な学習で、松阪牛について調べています。その中の活動の一つに「大内山ふれあい牧場」での体験活動があります。
 いいなあと思ったのは、牛の心音を聞く活動をしていることです。前に、自分の心音を聞いて、生きている実感を体験しています。そこで、今度は牛の胸に聴診器を当てて、比べてみることにしました。牛の心音を聞くことに挑戦です。トントンと鼓動する音や寄せては引き返すさざ波のような肺の音が聞こえてきます。この体験を通して、子どもたちは牛も人間と同じなんだと感動したそうです。命を感じる体験活動、いいなと思います。
 一度自分の心音を聞いてみてください。生きているという実感がわいてきます。

2017年

12月

05日

12月5日は「ノー・レジ袋の日」

 12月5日だけでなく、毎月5日を「ノー・レジ袋の日」としています。この日は2002年(平成14年)の10月5日からスタートしました。マイバックで買い物をしましょうという日です。
 レジ袋は、最も多く利用されているプラスチックの一つであるポリエチレンやポリプロピレンのフィルムが使われています。化学的に安定した物質で、安全性も高く便利なのですが、分解して土に戻ることはありません。川や海に流されていくと、川や海を汚すことになります。また、魚をはじめ海の動物がえさと間違って飲み込んでしまい、命を脅かす原因にもなります。
 
 ゴミの減量と資源の無駄遣いをなくすためにも「マイバックで買い物をしましょう」という運動が全国で起こっています。このごろは、マイバックで買い物をする人が増えているように思います。毎日が「ノー・レジ袋」になる日も近いのではないでしょうか。

2017年

12月

05日

 和食は「うま味の文化」

 「和食」がユネスコの無形文化遺産になり、和食の食文化が世界的に認められました。
「だしのうま味を伝えることは日本人の精神を守ること」というテーマで、京都大学大学院教授の伏木亨氏と筑波大学名誉教授の村上和雄氏が対談をしている記事を思い出しました。
 日本食のおいしさはの秘訣は「うま味」だそうです。この「うま味」は英語にはありません。「UMAMI」と書いて、世界の料理で重要なキーワードになっているそうです。うま味といえば、コンブの味「グルタミン酸」そして、鰹節や煮干しの味「イノシン酸」、植物と動物の両方のうま味成分があります。不思議なのが、それぞれ単独で使うより、両方を混ぜて使うと、7倍うま味が強くなるそうです。また、対談の中で伏木氏が次のように述べています。
 「日本料理の要点は素材を活かすこと。日本人と欧米人では根本的に料理に関する考えが違います。欧米人は一生かかっておいしいソースを作り、それで素材を食べるという料理学です。一方、日本人は一生かかっておいしい素材を見つけ、素材の風味を壊さないようなだしを使うことです。」
 日本人は、食物がそれぞれにもっている素材のおいしさを引き出す「だし」を工夫して料理をしています。日本人は自然にあるものを尊敬し、共存し、壊さないように生活をしてきました。和を尊ぶ文化とも言えます。それが和食として、日々の生活に根付いてきたのではないでしょうか。
                            参考資料「致知」


2017年

12月

04日

12月4日は「E.T.の日」

 食に関する記念日を見つけることができなかったので、夢のある記念日を紹介します。今日、12月4日は「E.T.の日」です。1982年(昭和57年)に映画「E.T.」が日本で公開されました。約30年前なんですね。皆さん、覚えていますか?名場面がいくつかありました。「E.T.」と子どもが人差し指の先をふれあって、心を交流する場面、よくまねをしました。自転車に乗って空を飛ぶ場面がありましたね。明るい満月をバックに飛んでいる自転車と子どもとE.T.の黒いシルエットは夢とロマンがあり、すてきでした。
 夢のある話を一つ。阿部知子博士の話です。品種改良には何十年もかかります。お米の品種である「コシヒカリ」を創り出すのに12年間かかりました。温州ミカンは自然界の突然変異でできたものですが、どのくらいの時間がかかっているかわかりません。新しい品種を阿部博士は、重イオンビームを使って3年で作ることができるそうです。今までに100以上の品種改良に成功しています。
 この夢のビームを当てて、ワカメやコンブが少しでも早く、大きく成長する品種を作ろうとしています。それは、震災の被害を受けた東北の養殖業者の人たちの支援をしたいという思いからです。夢の「重イオンビーム」で、豊かな東北の海が戻ってくる日も近いのではないでしょうか。
                                     参考資料「夢の扉」

2017年

12月

03日

12月3日は「みかんの日」「妻の日」

   11月3日と12月3日は「みかんの日」です。みかんがおいしい季節になってきました。ふつう、みかんと言えば「温州みかん」のことを言います。鹿児島県長島東町というところで、約300年前の「温州みかん」の古木が見つかっています。ここが原産地かもしれません。
 「温州みかん」がよく作られるようになってきたのは、明治時代以降だそうです。それ以前は、小みかん類の「紀州みかん」が主流だったようです。江戸時代に、みかんを江戸に運んで大儲けした紀伊國屋文左衛門の話は有名ですが、そのときに運んだみかんは、もちろん「紀州みかん」です。
 日本の「温州みかん」がカナダに輸出されるときについた名前が「クリスマスオレンジ」だそうです。みなさん、すてきなネーミングだと思いませんか。

 もう一つ大切な記念日があります。12月3日は「妻の日」です。この記念日は1995年(平成7年)に産声をあげました。設定された理由は「年の最後の月に、1年間の労をねぎらい、妻に感謝する日」です。最後の月の12月に、感謝の意味を表すサンクスの3日で、12月3日になったそうです。
 家族が安心して生活できるように、食事や洗濯、掃除など目立たないけれど、大切な仕事をしてくれている妻に感謝する1日です。今日は妻が主役の1日です。どんな方法で感謝の気持ちあらわしますか?
 ところで、「夫の日」を探しましたが、ありませんでした。

2017年

12月

02日

12月2日は「日本人宇宙飛行記念日」

 12月2日は日本人として初めて宇宙飛行に成功した日です。1990年(平成2年)、秋山豊寛さん(TBSの記者)がソユーズTM11号に乗って初めて宇宙に飛び出しました。
 食べ物についての記念日が見つからなかったので、宇宙食について書くことにします。宇宙食はチューブに入った食べ物と思っていませんでしたか?、ところが最近はいろいろな宇宙食が開発されています。日本の和食や家庭料理も「宇宙日本食」として宇宙船の持ち込み、食べることができるようになってきました。次のようなものがあります。
・毛利衛宇宙飛行士    白飯、赤飯、レトルトカレー、梅干、ようかん、ほうじ茶
・向井千秋宇宙飛行士   たこ焼き、肉じゃが、菜の花ピリ辛あえ、五目炊き込みご飯
・土井隆雄宇宙飛行士   日の丸弁当、天ぷらソバ、焼き鳥、お好み焼き、カレーラーメン
・若田光一宇宙飛行士   草加せんべい、わかめの味噌汁 
 宇宙でも、宇宙飛行士の好きな日本食を食べることができるようになってきたんですね。

2017年

12月

01日

12月1日は「いのちの日」

  今日から12月です。食育に関係した内容で、「今日は何の日」をお届けしています。食育と命は密接に関係しているので、「いのちの日」について書くことにします。
 12月1日は「いのちの日」です。それを決めたのは厚生労働省です。2001年(平成13年)、当時の厚生省が自殺防止にかかわる普及活動として設定したものです。
 自殺を予防するための「世界自殺予防デー」もあります。9月10日です。こちらは、世界保健機関(WHO)の中の国際自殺予防学会が2003年(平成15年)に定めました。
 食べる方では、12月1日は「カレー南蛮の日」です。言い換えると「カレーうどんの日」です。カレーうどんが日本に広まって100年がたつそうです。それを記念して、「カレー南蛮の日」を決めたそうです。

2017年

12月

01日

1個100円の卵

   青森県のトキワ養鶏場の卵は、なんと1個100円もします。普通の卵の値段の5倍もするんです。「そんな卵だれが買うの?」と皆さんは思われるでしょう。ところが、その卵が飛ぶように売れるのです。
 卵の名前は「こめたま」と言います。この名前から想像がついた人もいると思います。ニワトリのえさにお米を与えているんです。普通は、えさとしてカロリーの高い飼料用コーン(アメリカなどの外国産)を与えているそうです。当然、脂っぽくなります。それに対してお米(飼料用)をえさとして与えると卵の味はあっさりして「和食みたいな味」がするそうです。
 それに、体にいいと言われているオレイン酸やリノレン酸の含有量がこの「こめたま」には多いそうです。ニワトリの世界も和食がいいのでしょうか。一度食べてみたいと思いませんか。
 それに、ニワトリのえさにどんどんお米(飼料用)が使われるようになれば、お米の消費量が上がり、農家の人も喜んでくれるのではないでしょうか。当然自給率も上がってきます。
                          参考資料「みやざき中央新聞」


2017年

11月

30日

11月30日は「本みりんの日」

 11月30日は「本みりんの日」です。11(いい)30(みりん)の語呂合わせで「みりんの日」にしたそうです。また、鍋物や煮物などで、これからみりんを多く使う季節になるので、この時期に記念日を設定したのかもしれません。
 「本みりん」は、甘み、うまみ、香り、テリやツヤ等を引き出す日本の伝統的な酒類調味料です。

2017年

11月

30日

いのちいただく 感動実話 その4 (最終回)

 物語の後半の部分ですが、要約してお伝えします。
 坂本さんは、小さな女の子と子牛の「みいちゃん」に出会います。この子牛は、産まれたときから女の子と一緒に育ってきました。女の子は、子牛のみいちゃんを大事に大事にしてきました。でも、女の子の家は、この子牛のみいちゃんを売らないとお正月が越せません。女の子は「みいちゃん、ごめんねぇ」「みいちゃん、ごめんねぇ」と子牛に語りかけます。
 この光景を見た坂本さんは、この子牛を殺せなくなりました。「明日は休もう」と思いました。そのことを自分の子どものしのぶ君に話しました。しのぶ君は「心のない人がしたら、牛が苦しむからお父さんがやるほうがいい」と言います。
 翌日、坂本さんは、重い気持ちで会社に出かけます。牛舎をのぞくとあの子牛みいちゃんがいます。坂本さんは、みいちゃんに話しかけます。
「みいちゃん、ごめんよう。みいちゃんが肉にならんとみんな困るけん。動いたら急所外して、くるしむけん。じっとしとけよ。じっとしとけよ」と語りかけます。みちゃんは、じっとしています。そして、大きな目から涙がこぼれ落ちました。坂本さんは、初めて牛が涙をこぼすのを見ました。
 次の日、女の子のおじいちゃんが、みいちゃんの肉を少し分けてもらいにきました。女の子はみいちゃんの肉を食べることができません。おじいちゃんは、女の子に言います。
「みいちゃんにありがとうと言うて、食べてやらな、みいちゃんがかわいそうだろう」と言いました。女の子は「みいちゃん、ありがとう。おいしかぁ、おいしかぁ」と言って泣きながら食べました。
 私たちは、たくさんの命を、毎日いただいています。たくさんの命によって生かされていると思うと、食べ物を粗末にはできないと思いました。この話に出てくる坂本さんやしのぶ君、おじいちゃん、女の子のひとつひとつの言葉や思いから大切なものを学んだように思います。
                                                                                                                                                       「いのちをいただく」より

2017年

11月

30日

和菓子の心

2017年

11月

29日

11月29日は「いい肉の日」

  11月29日は、語呂合わせで「いい肉の日」です。見た目にもおいしい肉料理を食べましょうという日です。特に高齢者は若い時に比べると基礎代謝が低下します。1日に摂取すべき総カロリーは年齢と共に減少しますが、必要なタンパク質やカルシウムの量は若い時と比べてもあまり差がありません。
 高齢者は低栄養にならないよう、バランスよく食事をしなければなりません。特にタンパク質を得られる肉はしっかり食べてほしいという願いが「いい肉の日」にあるのではないのでしょうか。

2017年

11月

29日

 いのちいただく 感動実話 その3

  坂本さんが家で新聞を読んでいると、
 しのぶ君が帰ってきました。
 「お父さんが仕事ばせんと、みんなが肉ばたべれんとやね」
 何で急に、そんなことを言い出すのだろう、と
 坂本さんが不思議に思って聞き返すと、
 しのぶ君は学校の帰り際、
 担任の先生に呼び止められて、
 こう言われたというのです。

 「坂本、何でお父さんの仕事ば、普通の肉屋て言うたとや?」
 「ばってん、カッコわるかもん。1回、見たことがあるばってん、
  血のいっぱいついてからカッコわるかもん」
 「坂本、おまえの父さんが仕事ばせんと、
 先生も、坂本も、校長先生も、会社の社長も、肉は食べれんとぞ。
 すごか仕事ぞ」
 しのぶ君はそこまで一気にしゃべり、
 最後に
 「お父さんの仕事はすごかとやね」
 と言いました。
 その言葉を聞いて、坂本さんは、もう少し、
  仕事を続けようかなと思いました。
                                                                                                    「いのちをいただく」の本より

2017年

11月

28日

11月28日は「ニワトリの日」

   毎月28日は「ニワトリの日」です。皆さんはお気づきだと思いますが、語呂合わせで28を「ニワ」と読んで、ニワトリの日になったそうです。
 ニワトリの卵は国内の自給率がほぼ100%です。また、価格の優等生と呼ばれ、ここ30年間ぐらい物価が上がっても、卵の価格はほとんど変化していません。私が小さいときは、卵料理は、病気や遠足の時ぐらいしか食べることができない高級品でした。1960年代、子どもの好きなもの、あこがれているものとして「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉が流行しました。巨人は皆さんがよく知っている読売巨人軍です。大鵬は当時の相撲の横綱です。それに並ぶぐらい「卵焼き」の人気が高かたったのでしょう。
 それが、好きな時に、好きなだけ食べることができる時代になりました。今や国民1人当たり1日に1個卵を食べています。そんなに食べていないよと思われる方もいるのではないでしょうか。実は、プリンやお菓子、ケーキなどを通して卵を食べているんです。

 

2017年

11月

28日

いのちいただく 感動実話 その2

 坂本さんの子どもは、小学3年です。
 しのぶ君という男の子です。
 ある日、小学校から授業参観のお知らせがありました。
 これまでは、しのぶ君のお母さんが行っていたのですが、
 その日は用事があって、どうしても行けませんでした。
 そこで、坂本さんが授業参観に行くことになりました。

 いよいよ、参観日がやってきました。
 「しのぶは、ちゃんと手を挙げて発表できるやろうか」
 坂本さんは、期待と少しの心配を抱きながら
 小学校の門をくぐりました。

 授業参観は、社会科の「いろんな仕事」という授業でした。
 先生が子どもたち一人一人に
 「お父さん、お母さんの仕事を知っていますか?」
 「どんな仕事ですか?」と尋ねていました。
 しのぶ君の番になりました。
 
 坂本さんはしのぶ君に、自分の仕事について
 あまり話したことがありませんでした。
 何と答えるのだろうと不安に思っていると
 しのぶ君は、小さな声で言いました。
 「肉屋です。普通の肉屋です。」
 坂本さんは「そうかぁ」とつぶやきました。
                                                               「いのちを いただく」の本より


2017年

11月

27日

11月27日は「ツナの日」

   11月に限らず、毎月27日は「ツナの日」です。語呂合わせで、2が(ツ)、7が(ナ)からきたようです。「ツナ」と言えば、マグロですね。ツナは英語からきているようです。英語の辞書を引くと、tunaで、マグロの意味です。ツナという言葉がよく使われるのは、缶詰です。ツナ缶と呼ばれていますが、一般的には「シーチキン」(はごろもフーズの登録商標)の方がよく知られているかもしれません。

2017年

11月

27日

いのちいただく 感動実話 その1

 福岡県の助産婦・子育てアドバイザーの内田美智子先生の本「いのちをいただく」に書かれていることを紹介します。私は、内田美智子先生に何回かお会いし、講演にも来ていただきました。内田先生は、自分の体験を通して、命の大切さを教えてくれます。
 忘れられない次のようなお話があります。
 お母さんは、赤ちゃんが生まれてくるのを楽しみにしていました。ところが・・・死産だったのです。お母さんはお医者さんに「一晩だけ赤ちゃんをだっこさせてください」と頼みました。
 その夜、看護師がお母さんと赤ちゃんのいる部屋をのぞいてみると・・・。母乳を吸えなくなった赤ちゃんに、お母さんは乳を指につけて飲ましているのです。そして、やさしく赤ちゃんに語りかけています。生きたくても生きられなかった命があります。だからこそ命を大切にしてほしいと、内田先生は私たちの心に語りかけます。
 
 それでは、食肉加工センターではたらく坂本さんが出会った牛のみいちゃんと一人の女の子の感動の実話を何回かに分けてお伝えします。
 
 「いのちをいただく その1」
 
 坂本さんは、食肉加工センターに勤めています。
 牛を殺して、お肉にする仕事です。
 坂本さんは、この仕事がずっといやでした。
 牛を殺す人がいなければ、牛の肉はだれも食べれません。
 だから、大切な仕事だということは分かっています。
 でも、殺される牛と目が合うたびに仕事がいやになるのです。
 「いつかやめよう、いつかやめよう」と思いながら仕事をしていました。
                                                                                                                                            「いのちをいただく」の本より


2017年

11月

26日

11月26日は「いいプルーンの日」

   毎月26日は、「プルーンの日」です。11月なので、「いいプルーンの日」どそうです。プルーンは英語名で、日本語名は「すもも」です。「西洋のすもも」をプルーンと呼ぶようです。プルーンはミネラルやビタミンをバランスよく含んでおり、古くから薬効のある果実として珍重されてきました。プルーンの主な栄養成分は葉酸とカリウムです。注目すべき成分は,アントシアニンとソルビトールです。アントシアニンは眼精疲労の回復に、ソルビトールは腸のぜん動運動に効果があり、食物繊維も多く含まれているので、便秘解消にも効果があります。貧血の人や妊娠している女性には吸収しやすい鉄分が多くあります。また、ナトリウムを排出するカリウムも含まれているので高血圧の人にも効果があります。乾燥プルーンは、生のプルーンより栄養価がぐんとアップします。なんとビタミンAは約18倍、カルシウムは約12倍になります。不思議ですね。

2017年

11月

26日

リンゴが教えてくれたこと

 奇跡のリンゴで有名な木村秋則さんのお話です。
 かつて日本には1000万人以上の農家がありました。しかし、今は260万人を切りました。また、耕作放置面積は、埼玉県と同じくらいの広さがあります。
 今、日本の農地は、弱り切っています。いい作物を作ろうとして使ってきた農薬や化学肥料が、本来元気な土の力を弱らせ、その弱った土が元気な作物を作れないという悪循環になっています。
 以前は木村さんが提唱した自然栽培は厳しい批判を受け、農家からはまったく相手にされませんでした。そこで、木村さんは、農家でない一般の人に家庭菜園づくりの指導を始めました。それは次第に実を結び、現在多くの方が自然栽培で家庭菜園を楽しんでおられるそうです。そして、ようやく全国各地で自然栽培を実践する農家の方が増え始めてきました。
 昨年は、日本で初めて自然栽培の桃が実り、出荷されました。桃は無肥料・無農薬栽培が難しいと言われてきた作物です。不可能と言われてきたことでも、努力次第で可能になることを、この桃が実証してくれました。「できない」ではなく「どうしたらできるか」をみんなで考える。そういう時代です。
 無肥料・無農薬で一生懸命に頑張っている農家を支えているのは、作物を買ってくれている消費者の皆さんです。お客さんがいるから、農家の人たちは頑張れるのです。
 TPP交渉参加で、日本の農業は大きな打撃を受けるかもしれません。しかし、作る側と買う側が手を取り合って協力していけば、この大きな壁を乗り越えられる、いや乗り越えて行かなければなりませんと、木村さんは言っています。
 今後、日本の農業が世界に誇れる農業に変わるために、自然栽培は必ず、大きな力を発揮してくれます。そして、食を通して、日本という国を世界にアピールしたいと木村さんは語っています。
                           「みやざき中央新聞」より

2017年

11月

25日

11月25日は「プリンの日」

    皆さんが好きなプリン。11月だけに限らず、毎月25日は「プリンの日」だそうです。なぜ、25日がプリンの日なのでしょうか。「多くの方にプリンを食べて笑顔になってもらいたい」という思いから「にっこり=25」の語呂合わせから生まれたようです。
 プリンは、身近なデザートとして小さなお子さんからご高齢の方まで幅広く親しまれています。皆さんはどんなプリンがお好きですか。

2017年

11月

24日

11月24日は「鰹節(かつおぶし)の日」

   11月24日は「いいふし」の語呂合わせで「鰹節(かつおぶし)の日」です。
 鰹節の技術が確立したのは室町時代です。ところが当時は、まだ今のように日持ちがするものではなかったようです。保存がきくようになったのは江戸時代です。紀州の角屋甚太郎という人が鰹をいぶして燻製(くんせい)する方法を考え出しました。続いて、同じ紀州の土佐与一という人がカツオの表面にカビを付ける方法を見つけ出しました。このことによって、表面を保護し、かなりの長期間保存ができるようになりました。
 土佐与一がこの技術を積極的に広めたので、全国に鰹節の技術が普及しました。しかし、紀州藩からは紀州独自の技術を漏らしたとして、土佐与一は追放処分になります。
 良質の保存食品となった鰹節は、「鰹」が「勝つ魚」に、「節」が「武士」に発音が似ていることから、江戸時代には武家同士の贈り物の定番となりました。
 あるとき、鰹が不漁で、鰹節が必要な数だけ確保できませんでした。大変困ってしまいましたが、ある1軒の商店が、「鰹節引換券」というものを考え出しました。いつでも好きなときに鰹節と引き替えることができるのです。その引換券のおかげで急場をしのぐことができました。
 引換券は「重いものを持ち歩かなくてもよい」「好きなときに商品にかえられる」という思わぬ効果がありました。そのため、この「鰹節引換券」を購入する人が増え、その後、今の「商品券」へと姿を変えていったそうです。商品券のルーツは「鰹節引換券」だったのです。

2017年

11月

24日

給食は生徒指導の大切な場 その3 (最終回)

 尾木直樹さんのお話の続きです。
 この前は、おかわりは早い者勝ち、好き勝手に食べて教室から出て行く。そんな給食の時間を紹介しました。それとは、対照的な教室を紹介します。
 4時間目の終わりのチャイムと同時に、机を向かい合わせにして、班をつくります。給食係は完全に身支度をして、きちんと並んで給食を取りに行きます。配膳にかかった時間はわずか8分です。
 特徴は、おかわりの風景です。「カレーをおかわりしたい人?」と最初におかわりに来た人が声をかけます。8人いたら、8分の1だけ、ついでいきます。どんなに遅い子も安心してゆっくりと食べて、おかわりをすることができます。早い者勝ちではありません。担任の先生は、こうした心遣いを「給食民主主義」と呼んでとても大切にしています。
 このような雰囲気の中では、女の子も恥ずかしがらず、おかわりをするようになります。どの班も楽しい会話がはずんでいます。「ごちそうさま!」の後の後片付けの早いこと。班ごとに全員が協力し合って片付けます。給食係はとても楽です。
 このように、給食の時間を通して、安心と信頼を共有し、「自由・平等・公平」の精神を学んでいきます。
 ポイント1 給食風景は学級の人間関係を映す鏡。楽しい給食は学校生活の要
 ポイント2 おかわりの自由と平等こそ、安心と信頼の人間関係のバロメーター
 
                     「学校を元気にする50のルール」より 


2017年

11月

23日

11月23日は「新嘗祭(にいなめさい)の日」

 新嘗祭(にいなめさい)は、新穀の収穫を神様に感謝するお祭りのことです。「新嘗」とは、その年にとれた新しい穀物を食することをいいます。
 新嘗祭は昔からあるとても大切な儀式でした。天皇陛下がその年にとれた新しい穀物を神様にお供えし、農作物の収穫に感謝するとともに、自らも初めて召し上がる祭典です。
 また、この日は、全国の農村や漁村で、新しくとれた穀物を神社にお供えし、その年の収穫を神様に感謝し、お祝いをしてきました。
 11月23日は、戦前は、収穫に感謝し、喜び合う新嘗祭という全国民的な祭典でした。戦後は「勤労感謝の日」にかわりました。「勤労感謝の日」をお祝いするとともに、私たちの祖先がずっと大切にしてきた新嘗祭の精神である「新しくとれた穀物への感謝の気持ち」も大切にしていきたいと思いました。

 

2017年

11月

23日

給食は生徒指導の大切な場 その2

   前回の続きです。給食の時間が乱れてくると・・・。どうなるか具体的な事例をあげてみましょう。
 6年生のあるクラスです。H君たちは、給食の準備を「使いぱしり」のC君にやらせています。騒然とした中で、ようやく日直が「いただきまーす」と言いますが、とっくに食べ始めているH君たちはカレーのおかわりをしようとしています。山盛りにして、得意げに席に戻ります。
 そして、遊び場を確保しようとして、ごちそうさまの合図の前にすでにH君たちは、運動場へ飛び出して行きます。後片付けは、担任の教師と2~3人の子どもたちでやっています。
 これでは、給食は「食べ物を胃袋に満たす時間」以外の何ものでもありません。
 このクラスと対照的なクラスの給食の様子を次回紹介します。
                                                                                                                                    「学校を元気にする50のルール」



2017年

11月

22日

11月22日は「回転寿司の日」

  皆さんもよく知っている回転寿司、その記念日が11月22日です。
 回転寿司は、工場のベルトコンベアをヒントに生まれました。庶民向けの「立ち食い寿司屋」を営んでいた元禄産業の白石社長は、昭和28年にアサヒビールの工場を見学していたとき、アイデアが浮かんだそうです。ビールがベルトコンベアの上に乗って流れているのを見て、寿司がお客さんの前を流れたらと思ったのです。 
 コンベアの材料はさびないステンレスを使用し、三日月型の板を組み合わせてカーブを克服し、4年がかりで作り上げたそうです。これを使った「元禄寿司」の1号店が昭和33年に,近鉄布施駅北にオープンしました。
 このシステムが広く知られるようになったのは、昭和45年の大阪万博で元禄寿司がこのシステムを紹介したためです。万博に来た人は,このシステムに驚き、まねをする人があらわれてきました。その後、石川県に本部をおく石野製作所が「くるくる寿司」を広めると共に、寿司のコンベアを積極的に販売を始め、全国に広がりました。
 回転寿司の1皿100円という安さが、寿司を身近なものにし、気軽に寿司を食べることができるようになったのではないでしょうか。

2017年

11月

22日

新給食は生徒指導の大切な場 その1

   尾木ママで有名な尾木直樹さんのお話です。「学校を元気にする50のルール」という本の中で給食について語っているページがあるので、何回かに分けてお話をしたいと思います。
 教室の給食風景を見れば、その学級のすべてが分かると言っても過言ではありません。給食の配膳から後片付けまでの子どもたちの動作や表情など一連の流れを観察するとよく分かります。給食のひとときが、単に食べるための食事時間にすぎないのか、気持ちよく創意あふれる規律が機能している、文化としての食事になっているか、判断することができます。
 たとえば、学級崩壊している学級では、給食風景はきわめて乱雑で、野蛮でさえあります。給食係の服装もバラバラで、帽子やマスクをきちんとしている子はごくわずかです。配線にもずいぶん時間がかかっています。「もっと入れろよ」という大きな声が聞こえてきます。いじめられている子の席は他の子どもの席から大きく離れています。
 次回は具体的な事例をあげながら話の続きをしたいと思います。

                     「学校を元気にする50のルール」より

2017年

11月

21日

11月21日は「フライドチキンの日」

   皆さん、今日は、フライドチキンの日です。日本のケンタッキーフライドチキンの第1号がオープンしたのが、1970年(昭和45年)の11月21日です。場所は、名古屋です。この日を記念して、フライドチキンの日としました。
 ケンタッキ・ーフライド・チキン(KFC)と言えば、あの白いひげのカーネル・サンダースを思い出しますね。創始者であるカーネル・サンダースが、「日本ケンタッキーフライドチキンが一番おいしい」と言ったそうです。
  では、カーネル・サンダースについて、少しお話をしたいと思います。
 彼は、レストランを国道沿いで経営していました。とてもおいしい料理を食べさせてくれる店として繁盛しました。ところが、近くに新しくハイウエイができて、お客さんが来なくなりました。そうなると、経営が苦しくなってきます。そして、65歳の時、倒産してしまうのです。財産のほとんどを失なってしましました。
 若くもないし、普通はこれで終わりだと思ってしまいます。ところが、彼は違ったのです。「そうだ、店で一番人気のフライド・チキンを売りに行こう」と考えたのです。彼は、車に圧力釜と独自のスパイスを積んで、レストランを訪ねては、「このフライド・チキンをお宅の店で売ってください」とお願いしたのです。皆さん、65歳を過ぎた老人が、それも見知らぬ老人が売りに来たフライド・チキンをお店の人が買うと思いますか?見向きもしてくれませんでした。
 普通はこれであきらめます。ところが彼は、車で寝泊まりをしながら、自分のフライド・チキンの味を信じ、あきらめずにフライド・チキンを売り続けたのです。訪問したレストランの数は1000を超えたそうです。
 それから15年、彼が90歳になったときには、ケンタッキーフライドチキンは世界48カ国に6000の店で売られるようになったのです。
 町でカーネル・サンダースの人形を見たとき、「この人は65歳のとき、どん底の生活からスタートし、最後まであきらめず、自分が開発したケンタッキーフライドチキンを味を信じ、世界中に広めた人なんだ」と思い出してください。

 

2017年

11月

21日

植物本来の力を引き出す 自然栽培 その2 新しいブログを書く

   作物が育ちやすい環境を整えること、そのことが植物が本来持っている力を最大に引き出すことにつながっていきます。そのお手伝いをするのが、木村秋則さんが提唱する無肥料・無農薬の「自然栽培」です。
 「自然栽培」と有機肥料を使う有機栽培とは違います。有機栽培は、肥料の代わりに堆肥を使い、一部の農薬も使います。
 一方、「自然栽培」は目と手を農薬や肥料の代わりにして、自然の生態を生かすように工夫し、作物を栽培します。また、「自然栽培」は、畑にほとんど手を入れず、放置する自然農法とも違います。
 赤ちゃんが泣いたら、皆さんは放っておかないでしょう。お腹が空いたのか、おむつを替えてほしいのか、泣き声一つで察知して面倒をみているはずです。
 自然栽培も同じです。その植物が何をしてほしいのか。植物になった気持ちで考え、面倒をみます。木村さんは、いつも「もし、自分がリンゴだったら・・」とか「トマトだったら・・」と考えながら作業をしています。その植物が育ちやすい環境を整え、植物のお手伝いをするのが農家の仕事だと思っています。だから、木村さんは、自分のことを「リンゴのお手伝い業です」と言っているそうです。
 なるほどと、思いました。子どもを育て、教育するときの大きなヒントを与えてもらった、そんな気持ちになりました。
                          「みやざき中央新聞」より


2017年

11月

20日

11月20日は「ピザの日」

 今日は、皆さんの大好きな「ピザの日」です。
19世紀にイタリアを統一したサヴォイ家の王妃マルゲリータは、1889年にナポリを訪れました。その記念に当時の有名なピザ職人がピザを献上しました。イタリアの国旗の色(赤のトマト・緑のバジル・白のモッツァレラチーズ)を取り入れたピザを王妃は大変気に入りました。それで、王妃の誕生日である11月20日が「ピザの日」になりました。ピザの名前を見てみると「マルゲリータ」と書かれているのがあります。王妃の名前からきています。
 日本に最初にピザがやってきたのは昭和30年頃です。若者の間で、おしゃれな食べ物として注目をされました。一般の人には東京オリンピックのころ知られるようになり、昭和40年代には、子どもから大人まで知っているおいしい食べ物となりました。そして、昭和60年代に入ると、宅配ピザが登場して、ブームとなり現在にいたっています。気軽に食べることができるおいしい食事として人気が高く、パーティにもよく登場します。

2017年

11月

20日

植物本来の力を引き出す 自然栽培 その1

    奇跡のリンゴで有名になった木村秋則さんの話です。
 「今、日本人の2人に1人が何らかのアレルギーを持っている」と厚生労働省は発表しました。また、日本人の死因の第1位は、昭和30年代までは心臓疾患でしたが、現在はガンがトップです。これには、いろいろな原因があると思うのですが、木村さんは食生活が一番大きく影響していると言っています。
 それは、あるデーターによると面積あたりの農薬使用量は、海外諸国を抜いて日本が1位だそうです。また、日本は、世界一の添加物使用国でもあります。木村さんは「ぜひとも今、食の安全について考え、食生活を見直してもらいたい。」と言われています。
 木村さんが、この話をすると「農薬を使わなくなったら、農作物がとれなくなって、日本中が餓死してしまうんじゃないか」と言われます。でも、実際には、農薬や肥料を長年使っていたせいで土が痩せ、病気が出たり、収穫量が減ったりする問題が、今農業の現場で起こってるそうです。
 「土」本来の力を引き出し、植物の力をうまく利用すれば、どんな植物でも十分な収穫量を上げることができると木村さんは言っています。
 たとえば、トマトを肥料なしで育てようと思ったら、まず大豆を植えます。大豆の根は、土の中の窒素分を増やすので、栄養たっぷりの土ができます。また、トマトの苗を寝かせて植えると、茎から丈夫な根がどんどん出て、十数メートルも横に伸びていきます。そして、1本のトマトの苗から無肥料、無農薬で、驚くほどのトマトが収穫できるそうです。
 植物が育ちやすい環境を整えること、それがすべてなのです。
 この話は、教育の中でも言えることではないでしょうか。植物を子どもに置き換えて考えてみると、教育のあるべき姿が見えてくるように思いました。
 さて、次回は木村さんが提唱している「自然農法」についてお話しします。
                                                                                                                                                        「みやざき中央新聞」より

2017年

11月

19日

11月19日は「小林一茶の命日」

    11月19日は小林一茶の命日です。一茶が亡くなったのは1827年の今日でした。毎年、一茶の法要が長野県信濃町にある菩提寺の明恵寺で営まれています。法要の時には、句会と新そば会が行われています。
 「新そば」とは、8月のはじめに種をまき,10月中旬ごろに収穫される「秋そば」のことです。種まきから実がなるまで75日間かかります。
 「夏そば」もありますが、これは6月のはじめに種をまき、9月上旬に収穫されるものを言います。
                                                                                                                            参考資料「食の366日 話題事典」より

2017年

11月

19日

生きることは食べること、日本の食と農業を守りたい その6(最終回)

   木村社長は、何回もの危機を乗り越えて現在の「モクモク手作りファーム」を創り上げてきました。「商品より考え方を売っている」といつも言っています。それは、次のような理由があるからです。
 「会員になるとギフト商品が10%オフになるだけでなく、一緒に田植えをしたり、運動会やクリスマス会を行っています。そういう交流を通して、モクモクの考え方を理解してもらい、共感していただく。そうすると応援してくれ、リピーターになってくれるからです。」
 食育の一環として次のようなこともしています。
「ソーセージづくりをするとき、工場長がブタ1頭を持ってきます。、解体して、『これがロースで、これがヒレ』と部位の説明をします。最後はソーセージをつくって食べるわけですが、私たちが生きていくことは食べることです、食べることは、このブタの命をいただいていることだと言うことを皆さんにお伝えします。ブタは人間に食べられるために生まれてきたのではありません。でも、その命をいただいているのだから、残さないで食ましょうと言うと、子どもだけでなく、大人もしっかり聞いてくれます。」
 また、木村社長は次のことも熱く語っています。
「これからは食育に力を入れていきます。それでないと日本の農業を守れないんじゃないかと考えています。私は、農業は夢とロマンのあるすばらしい仕事だと思って、このモクモクに人生を懸けました。農業は人々の健康を守りる生命産業であり、日本の美しい環境をを守る環境産業だと思っています。」
 農業は、一時は衰退するだけの産業だと思われていましたが、木村社長と吉田専務は、この既成概念を打ち破りたいという夢を今も追いかけています。
                                                                                                                                                                        「致知」より